5話 まさかの真実発覚

俺は復活してからあまり妄想していない

俺のあまりというのは一般人の約5倍程度だ

まぁ妄想といっても

もしあのまま異世界へ行けていたら、という妄想だ


しかし今日は違う今回の妄想は現実的なものだった


『あー女子のパンツ見えねーかなー』


男子なら誰もが考えるだろう

まぁそんなことも起こるはずがないので

ため息をはいた、すると

風が吹き上げ、前の女の子のスカートがめくれてパンツが見えたしかも妄想の通りの柄だ

水色のしましまパンツだ


『素晴らしい』


俺はそう思ったそれと同時にあることに気づいた、それは、

異世界の妄想は叶わないが

現実の妄想なら叶うということだ

しかし、人を操ったりは出来ないらしい、1回試したが出来なかった、

そして、俺は今度こそこのことは晴樹には言わないようにしようと誓った、

が、あいつは居やがった

毎回都合の悪い時だけ居やがって狙ってんのか?って思うぐらいだ


『おーしまぱんかー俺は水玉派なんだけど』


とかいうクソどーでもいいことを言いやがった、でも今回はバレてなさそうだ


『またお前能力使ったのかよ、お前がため息ついた瞬間スカートめくれたからどうせ、あーあしまぱん見てーなーとか考えてたんだろ?』


なんだお前の考察力お前馬鹿なんじゃねーのかよ、凄すぎだろ

ということでまたバレてしまった


そして思いもよらぬ事が起きた

晴樹の向こう側にもう一つの影があることに気づいたのはこの会話を終えた後の事だった

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