全く役に立たないオタク英語講座
オタク用語ってありますよね。英語にもオタク用語があります。そこで今日は、まず日常で使うことがない、でも使うと、ごく一部の人とはとたんに心の距離が秒速5センチメートルになる言葉をご紹介しましょう。
一つ目は、「Frak」です。これはテレビドラマおよび映画となった「Battlestar Galactica(邦題:宇宙空母ギャラクティカ)」で使われていた言葉です。ちなみに、TVシリーズは1978年放送開始のものと、リメイクの2004年放送開始のものがありますが、私のお勧めは断然2004年放送開始のものです。
SFモノですが、ヒューマンドラマが熱い。機械生命体「サイロン」と人類の戦争が起こるのですが、「サイロン」は人類と変わらない姿をしていて、しかもどうやら空母のクルーとして潜り込んでいるらしい……と空母内で疑心暗鬼になる話です。ちょっと違いますが、まあそんな感じです。ちょっと前のドラマになりますが、いまだ根強い人気があります。
しかも、アメリカのドラマ特有のやたら裸が出てきたり、やたら残虐なシーンがでてきたり、といったものがあまりないので、そういったものが苦手な人にもおススメです。「なんでアメリカのドラマはあんなにエロや暴力が好きなのか」と夫に聞いたら「それが良いんじゃん!」と言われました。なんて欲望に素直なんだ。
「Frak」は、「Fuck」と同じ意味で使われます。「Fuck」は放送禁止用語の一つで、お下品すぎてテレビでは使えないため、『Battlestar Galactica』では造語の「Frak」を使用しているんですね。
何か嫌なことがあったとき「Frak!(馬鹿野郎!)」と叫んでみましょう。『Battlestar Galactica』好きなオタクはとたんに笑顔で寄ってくるでしょう。ただし、「Fuck」は放送禁止用語になるほどの、非常に下品な言葉です。取り扱いには注意し、くれぐれも公の場で言わないようにしましょう。
あれ、じゃあ使えないね?
二つ目は「bazinga(バジンガ)」です。これはコメディ・ドラマ『The Big Bang Theory』に出てきます。『The Big Bang Theory』は、科学者でSFやアメコミ好きなオタクな男たち4人の恋愛模様や日常を描いた作品。けっこうオタクあるあるな話も多いので、「わかるー」って思うこともしばしば。
その中の主人公の一人、シェルダンというどうしようもないオタク・ボーイが使う言葉で、これはもう完全な造語です。してやったね! みたいなときに「bazinga!」と使います。「やーい、ひっかかったー」とか、「俺良いこと言った!」みたいなときに、「bazinga!」と言う感じですね。それにしても、邦題が『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』となっているのですが、なんだこのタイトル。昭和か。
いかがでしたか? 以上、全く使えないオタク英語でした。
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