応援コメント

『6-1、24番。二宮杏寧。今日は日直の日』 その2」への応援コメント

  • 二宮さんの周りに伝わりにくい「強さ」がよくわかります。
    傷つけられた時に「自分も傷つけ返してやる」と思う人間のなんと多いことか。

    相手に悪口を言う時その人間が期待しているのは「悔しがって悲しんでいる」様子なんですよね。
    だから悪口を悪口で返さずに受け流すのが一番立派な態度なのですが、そういうモラルが評価されない弱肉強食の子供の世界では二宮さんはただの弱い人間にしか見えないのが悲しいです。

    作者からの返信

    雪世 明良さま!
    コメントありがとうございます! そして嬉しいです!
    いじめられている子に「やり返せばいいじゃないか」「仕返しされるのが怖いからか」という大人がいますが、自分の意志でそれを望まない子もいます。「されて嫌だ」と思う自分が間違っているとは思わない、やり返せばその子がやっていることが「正しい」と認めてしまう、それだけは許せないと思うからです。許せないのは行為であり、それをやっている人間に対しては、彼女はさほど興味を持ちません。

    ただ、評価する人間がいない限り、教室と言う狭い空間ではそれがただの「弱さ」にしかならないのです……。

  • かつてショタくんの目線で書かれた出来事ですが、視点が違うと感じ方もまた違いますね。
    今は名前でも呼んでいない『彼』ことショタくん。ですがこの時既に、単なるクラスメイトから一歩先に進み始めていますね。

    作者からの返信

    無月兄さま!
    コメントありがとうございます!
    というわけで、アネさん視点の六月のお話です。さまざまな視点がある話が好きです。
    そして……言っておきます。
    アネさんは 少々 変わっております。うん。とっても。

  • 以前にショタくんの視点で描かれたこの時の様子、アネさん視点で見ると新しい発見がありますね。
    この時はまだ、よく覚えていなかったクラスの男の子。だけどここから、お互いに意識し合うようになったのですね。

    作者からの返信

    無月弟さま!
    一つの状況を二つの視点で描くのが割と好きな私です。
    そしてこの時点で、アネさんはショタくんに惚れるのですが……。

    一応言っておきます。この物語は、『ギャグコメ』です。一応。