九 実験

 津村稔は、岩窟に召還されてからどれほどの日数が経っているのかもう分からない。

 だが少なくとも、一ヶ月以上は確実に過ぎていると思う。その事を裏付けるように、稔の身体には何十本もの角が手術によって植えられてしまっている。そのせいで、ここに来てからずっと着ていた高校の制服を着る事が出来なくなり、喜多村由梨江と同じ灰色のローブを肌の上から纏っている。

「俺はもう元の世界には戻れないな」

 と、稔は呟いた。

「……そんなこと……」

 ない、と由梨江は否定したかった。

 けれどそれは、あまりにも無責任な発言に思えて仕方がない。

 元の世界に戻る。もしもそれが本当に叶えられて、稔が元の世界に戻れたとして、彼自身の生活はもはや元通りにならないだろう。角が生えた姿を見た彼の家族や、友人や、恋人は、どう思うのだろうか。そもそも、この角を取り外す事が出来るのだろうか。

 できる、と由梨江は思いたかった。だが、それはさすがに楽観的すぎる。おそらくは不可能だろう。魔法を駆使したゴゾルの手術は、もはや現代医学の枠を超えている。他の生き物の遺伝子を人間に植え込んで、遺伝子の特性を発露させるなど、常軌を逸している。

「喜多村さんは、戻りなよ」

 と、稔は言った。

 戻る。私だけが。津村君を置いて?

「喜多村さんなら、大丈夫だよ。地球には魔素なんて物はないから、回復魔法が発動することはないし」

「……だけど、それだと津村君が」

「俺なら、大丈夫だよ。一人でも何とかこの世界で生きてみせる。喜多村さんに言葉や、この世界の事も教えてもらっているんだしね。何とかなるよ」

 稔は微笑んだ。それは由梨江を心配させまいと浮かべたもので、彼女自身にもそれは理解できた。

 稔の好意は嬉しかった。それに由梨江も元の世界に帰れるなら帰りたいと思っている。

 しかし。

 由梨江が意を決して返事をしようと口を開けかけた時だった。

 扉を開けてゴゾルが入って来た。

「来い。実験だ」

 にやにやした笑みを痩せこけた顔に張り付かせて、ゴゾルは告げた。


 稔と由梨江を連れ出したゴゾルは、ある一室に入った。

 その部屋は半球体状になっていて、壁は岩ではなく、特殊な素材で出来ているようだった。

「ここで、実験をする」

 と、ゴゾルは言った。

 稔は、ゴゾルが話すメルセルウストの言葉を、今やほぼ完璧に近い形で理解する事が出来ていた。勉強が苦手な稔を、由梨江が辛抱強く、かつ丁寧に教えてきた結果だった。

 しかしその事実を、ゴゾルは知らない。稔はあえて隠す事にしていたからだ。

 だから由梨江は、ゴゾルの言葉を訳した。それは稔にとって、復習も兼ねている。

「中央に行け」

 ゴゾルの指示通り、稔は部屋の中心に立った。

「メドル、と唱えろ」

 稔はゴゾルの指示を追随する。

「メドル」

 すると稔から生えている角が、生え際辺りで赤く輝き始めた。

「その角は、周囲の魔素を吸収し魔力に変換する機能を持っている」

 ゴゾルは、頼んでいないのに説明を始める。

「メドルと言う言葉は、角を起動させるためのパスワードだ。……次に、右手を前に突き出せ」

 稔は、言われた通り右手を前に出した。

「手は広げろ。パスワードは、ハーゲン」

「ハーゲン」

 途端、右手の平から青白い閃光が真っ直ぐ走った。光は一瞬で壁に衝突して轟音を発しながら霧散する。

 空気の振動が肌に伝わり、びりびりと震え、地響きのような音がしばらく続く。

 稔は思わず自らの手の平を見た。

 手の平には無数の穴が空いている。由梨江の手の平にも同じものがある。それは確か魔力孔と由梨江は呼んでいたことを思い出した。

 つまり先ほど飛び出した光は、魔力の光だったのだ。

「ふむ。今ので一割ほどか」と、ゴゾルは呟いて、続ける。「何処か身体の調子がおかしい所はあるか?」

 由梨江が訳すのを待ってから、稔は首を横に振った。

 ゴゾルが稔の身体の調子を聞いたのは、稔に植え付けられた魔法を行使した結果、身体に何らかの変調があるのかないのか、だだそれだけを知りたかったからである。そこには他者を心配するという人間性が微塵も存在していない。科学者が実験後のモルモットを観察し、分析する姿そのものでしかなかった。

「では、もう一度やってみろ」

 ゴゾルが命じるがままに、稔は再度同じ手順を繰り返して、魔力の光を放つ。そして放つたびに、ゴゾルは稔に身体の調子や、違和感があるかどうかを問うた。

 十回ほど行ってから、ゴゾルは、

「その角の赤い光は、魔力の溜まり具合を表している。さっきまでは根元付近だったが、次は小指の幅ほどの増やしてからやれ」

 と、指示を行った。

 稔は頷いた。

 強制的にとは言え、自身に植え付けられた力に興味がないと言えば嘘となる。それにもしかしたら、この力は、岩窟からの脱出手段や、あるいは、由梨江を元の世界に帰すのに役立つかもしれないのだ。なればこそ、指示にはきっちりと応える事にしていた。

 もっとも、素直に従うのは釈然としないものがあり、表情は嫌そうに見えるよう努めながら、稔は魔力を放った。

 それは今まで行って来たよりも明らかに光のサイズが大きく、そして勢いがあった。

 放出された魔力の光が壁に当たると、耳をつんざくような轟音が鳴り響き、衝撃が強い風となって三人を襲い、白い埃が視界を覆った。

「む」

 と呟いたのはゴゾルである。

 視界が晴れ、魔力が当たった箇所をいの一番に確認したゴゾルは、一部の壁が割れ、その裏にある岩壁を露出させているのを見つけたのだ。

「対魔力に特化したミスティルを簡単に砕くとは……。予想以上に素晴らしいな。だが、これ以上の実験は止めた方が良いな」

 今回はこれで終わりだ、そうゴゾルは嬉しそうに言った。

 ゴゾルの指示を聞きながらも、稔は自身が発した力の威力に驚いていた。ああも簡単に壁が砕くとは思っても見なかった。

 もしも全開の威力であったなら、はたしてどれほどの威力を発揮するのだろうか。

 稔の身体がぞくりと震えた。


 次の日もゴゾルはやって来た。

 目が爛々と輝いている。まるで新しいおもちゃを与えられた子供みたいだった。

「今日は外で行う」

 ゴゾルは上擦った声で言った。酷く楽しげに笑っている。

 稔は外と聞いて嬉しさを隠しきれないでいる。それもそうだろう。何せここに来てから一度も外の空気を吸っていない。

 しかし由梨江の顔は青ざめていた。ゴゾルに手によって彼女は様々な実験を受けている。当然そのなかには外で行われるものがあり、つい先日も外に行って来たばかりだった。

 大丈夫、今日は稔の実験。ばれることは……ない、はず。由梨江は胸に手を当てて自身に言い聞かせる。

 ゴゾルは灰色のローブの中に手を入れて、輪っかを二つ取り出した。

 ぎょっとした表情を浮かべた由梨江を見て、稔はあれが良くないものだと直感する。

 ゴゾルは輪っかを二人に渡した。

「これを、首に付けてください」

 そう言いながら、由梨江は留め金を外して輪っかを首にはめた。

 稔も恐る恐る、同じように輪っかを首にはめる。

 二人が輪っかを装着するのを確認したゴゾルは、

「ガゾル」

 と、唱え、同時に右手の指を強く擦り合わせて音を鳴らす。

「うぐっ!」

 稔の輪っかが強く首を締め付ける。

 息が出来ない。苦しい。痛い。

 両手を上げて、輪っかをどうにかしてもぎ取ろうとするが、力がまるで入らない。留め金も外れない。

 膝が崩れ落ちて、堅い岩肌の上で稔は悶える。

 血の気が失せていき、稔の顔が青白くなって行く。

 空気を吸おうと鯉みたいに口を開閉するが、何も吸えない。

 酸素が頭の中で回らなくて、何も考えられなくなった。

 意識が身体から離れて、空を泳いで行くような、ふわふわとした感覚だけで満たされる。

 もう、限界だ。稔がそう悟った瞬間だった。ゴゾルは輪っかの締め付けを停止させた。

「げほっ! げほっ! げほっ!」

 稔は失われた酸素を取り込もうと、激しく咳き込んだ。

「いいか」と、ゴゾルは平然と言う。「もしも、嫌な考えを起こしたなら、相手が同じ苦しみを味わうことになる」

 だから黙って従え。ゴゾルは酷薄な笑みを浮かべた。


 岩窟の外から出ると、そこは赤茶けた木々が所狭しと生い茂った森であった。青緑色の葉が空を覆い尽くし、まるで稔から空を隠しているみたいだった。それでも隙間から漏れ出た光のおかげで、今は少なくとも夜でない事を示している。

 それにしても稔が目にしている植物の数々は、日本では見た事のない品種のものだ。そればかりか、恐らく地球上には決して存在していない植物に違いない。

 自分たちはやはり違う世界にいるのだと、眼前の植物たちが改めて突きつけてくるようで、稔は心細さを感じた。

 雫の事を、親の事を、実花の事を、悪友たちの事を思わず想う。できることなら、自分の事など早く忘れて、新しい生活を送って欲しかった。

 不意に、稔の左手がひんやりとした感触に包まれる。

 由梨江が彼の手を握っているのだ。

 彼女はゆっくりと大きく頷いて、先を歩いて行くゴゾルの背中へ視線を送る。

 大丈夫、行きましょう。そう言っているように感じられた稔は、分かったと伝えるために、由梨江の目を見ながら同じように頷いてみせた。

 二人は無言でゴゾルを追った。幸いな事にゴゾルの足取りは遅く、すぐに追いついた。

 例えば。と、稔は考える。ここで自分の魔法をあの痩せこけた背中に向けて発射させたらどうなるのだろうか、と。

 あの魔法であれば、人を殺す事は容易にできるであろうと考えられる。それが例えゴゾルであっても。

 だが、ゴゾルがそれを簡単に許すとは思えない。何らかの防ぐ方法を持っていると予想することができる。そしてそれは間違いないだろうことも。

 そもそも由梨江の回復魔法と違い、稔の魔法はパスワードを口に出して唱えなければ発動しない。相手に聞こえてしまえば、不意を打つ事は出来なくなる。稔の魔法よりも先に、ゴゾルが何かしらの魔法を使用するに違いない。

 しかし仮に、ゴゾルが有効的な対策を何も打てなかったとすると、稔が魔法をあの背中に向けて放てばほぼ確実に殺してしまうだろう。

 ゴゾルは世捨て人と同然の生活を送っている。ここでゴゾルを殺しても、稔たちがこの世界における警察のような存在に狙われる可能性は低いだろう。

 けれど問題は他にもある。

 ここでゴゾルを殺したとして、果たして由梨江は無事に元の世界に戻れるのだろうか。

 召還魔法、いやこの場合は送還魔法か。を、使えるのがゴゾルだけだった場合、由梨江を帰す事は事実上不可能になってしまう。そうなっては手詰まりだ。

 ならばどうするか。ゴゾルを捕まえ、由梨江の魔法を借りて拷問をし、送還魔法を使わせることができれば。

 だがゴゾルは簡単に捕まるような人間ではないし、拷問に屈するようにも見えない。

 ここまで考えて、稔は首を横に振った。何を馬鹿な考えをしているのだろう。目の前の人物を殺す。あるいは拷問する。日本の常識に照らし合わせれば、そんなことはやってはいけない。小学生だって理解できる簡単な問題だ。

 それに失敗した時のリスクはどうするというのだ。自分が傷つくのはまだいい。だが問題は、由梨江が果てしない苦痛の地獄を味わう事になってしまうということだ。それをただ見ているだけしかできないことだ。

 稔は由梨江の方へ顔を向けた。彼女は不可解そうに稔を見ていた。

 できるわけがない、と稔は思った。


「この辺りでいいだろう」

 しばらく歩いた後にゴゾルは立ち止まった。

 さっきからあまり風景は変わっていない。木々と雑草と土の風景だ。

「今回はその角が完全に赤くなってから放て。では、始めろ」

 ゴゾルが指示する方向に右手を掲げた稔は、

「メドル」

 と、唱えた。

 角は機能を作動させる。

 周辺の魔素を吸い込み、魔力へと変換させ、角の根元が赤く輝き始める。

 由梨江は稔の様子を心配そうに眺めていた。

 この試みはゴゾルにとっても初めてだ。だから彼が予想もしていない出来事が起きるかもしれない。その時、稔が無事でいられる保証はどこにもないのだ。

 だから由梨江は、もしもが起きた時に備えて、いつでも動けるように身構えていた。

 ゴゾルが由梨江を連れて来た理由も当然そこにある。稔はモルモットだ。しかし、手術に成功した貴重なモルモットでもある。だからこそ、いたずらに死んでしまう事はできるだけ避けたいと考えているに違いなかった。

 稔は左腕に生えている角を見て、赤がどれぐらい進行しているのかを確認している。

 角の半分ぐらいは、すで赤くなっている。

 この時、稔は、自らの体内で何かが熱く駆け回りながら膨れ上がりつつあることを感じ取っていた。

 それは恐らく魔力であろうと、稔は当たりをつけている。

 そしてそれはもちろん正解であったが、しかしなぜ身体の内部で駆け回っているのかが分からなかった。

 だがそれは仕方のない事だ。なぜなら、魔力を通すための管が身体の中を循環するように張り巡らされている事を、稔も由梨江も知らなかったからである。

 その管に名前を付けるなら、さしずめ魔力管と言った所だろう。

 角で精製された魔力を最終的に右手へ通すために、通り道である魔力管を用意するのは理解できる。だがそれだけならば、循環させる必要はない。一方通行で事足りる。

 もちろん、循環させるのには理由があった。

 稔に施されたのは、右手から魔力の塊を放出させて、攻撃するというシンプルな魔法だ。

 だがただ魔力を集めて右手から放っても、強い攻撃にはならない。

 そこで魔力管にとある仕組みが作られた。魔力を体内で循環させる事と、もう一つ重要な要素として、魔力量が増えて行くにつれて、循環する速さが加速して行く事だった。

 破壊力は、質量や速度などが増大することで増えて行く。その地球の法則は、ここメルセルウストでも同じなのだ。

 すなわち、魔力量は質量であり、速度は体内で循環させながら加速する事で獲得する。このようにして稔の体内で破壊のエネルギーを育て上げ、右手から一度に放出させるのだ。

 それが稔の魔法の正体なのである。

 そして今や、稔の角は真っ赤に染まり、体内で魔力が苦しいほど暴れ回っているのだった。

 稔はゴゾルを睨みつける。身体に溜め込まれた魔力が今にも爆発してしまいそうで辛かった。

 ゴゾルは頷いた。

「ハーゲン」

 と、稔は唱える。

 瞬間、稔の体内で極限まで練り上げられた魔力が、右手から迸った。

 魔力の光が周囲を覆い尽くして視界が真っ白になり、続いて激しい音が耳の中で溢れた。

 反動で身体が吹き飛ばされそうになるのを、稔は力を込めて耐える。

 肌が振るえ、骨が軋み、肉がたわんだ。

 とても長い時間に思えたが、実際には数瞬で全てが収まった。

 視界が晴れ、見えて来た光景に、三人は言葉を失う。

 その恐るべき破壊の跡は、稔の想像を絶していた。

 木々は消失し、地面がえぐれ、一直線状の道となっているのである。

 破壊の道は遥か果てまで続き、その先にある山脈に穴を空けるほどだった。

 開かれた青い空がやけに眩しかった。

「素晴らしい」

 ゴゾルは感嘆とした様子で言葉を零す。

 何だ、これは。俺がこれを、やったのか。

 稔は自らの力に戦慄した。

 

 なに、これ。

 由梨江は眼前の光景を衝撃とともに眺めていた。

 ゴゾルが一体何を目指しているのか、まるで理解が出来なくて恐かった。

「ぐあ」

 悲鳴だ。慌てて視線を稔へ向ける。

 見れば、稔の全身の至る所で、皮膚が破れ、まるで間欠泉みたいに血が噴き出していた。

 稔は身体を抱え込みながら、膝を折って頭を地面に擦り付ける。苦しみに顔を歪め、想像もつかないような痛みに耐えているようだった。

 由梨江は駆け寄った。すぐさま回復魔法をかけて、助けてあげたかった。

 だが、冷徹な魔法研究者はそんな由梨江に声を上げる。

「待て」

 思わぬ事に身を竦めた由梨江は、手を止めて懇願するようにゴゾルを見た。

「まだ治すな」

 え。

 由梨江は愕然とした。

 ゴゾルはゆっくりとした足取りで稔に近づいて、興味深そうな目で稔を観察しながら、ぺたぺたと無遠慮に身体を触り始めた。

 傷口を触られてさらなる悲鳴を上げる稔を、ゴゾルは全く気にする素振りがない。

 由梨江はその恐ろしい行為に恐怖して、右手で悲鳴が出そうな口を覆い隠し、もう片方の手でがたがたと震える身体を抑えるように搔き抱く。

「なるほど」と、ゴゾルはぶつぶつと呟いている。「魔力管が所々で断裂している。限界まで溜め込んだ魔力に耐えられなかったのだな。それで漏れた魔力が身体を引き裂いて飛び出て来たと。ふむ。改良が必要だな」

 由梨江は今すぐにでも手を伸ばしたかった。

 けれど、ゴゾルに逆らった場合の罰が、行動をためらわせる。

 ゴゾルの事だ。罰は由梨江自身に決して向けないに違いない。主に苦痛を味あわせるのは、稔だ。死ぬ直前まで稔を痛めつけて、由梨江に回復をさせる。それを繰り返すのだ。

 稔の罰がそうであったように、由梨江も稔が苦しむのを見たくなかった。

 つまりお互いが人質になっていたのである。

「もういいぞ。すぐに治せ。死なせるなよ」

 許可が下りた瞬間、由梨江はすぐさま手を伸ばして回復魔法をかけた。

 稔の傷口が徐々に塞がって行く。

「ごめんなさい」

 由梨江は稔にだけ聞こえるような小さな声で謝った。

 いいさ。

 そんなふうに、稔の口が動いたのだった。

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