教師の得体の知れなさが恐怖心を煽る部分が良くできているように感じました。また、この手の作品で必要なキャラクターの内面も全面に押し出し、特徴、世界観、そして雰囲気が出ています。惜しむらくは、そこを引き立てる文章力が弱いせいか、緊迫感に乏しい印象を受けました。
ラストの引きが特に完成度が高く、1話としては良くできているのではないでしょうか。
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・作品のオリジナリティ
教師が発端となり始まる物語というのに新しさを感じました。しかも、その教師がちょっと異質なら尚更。
・キャラクター
この手の作品で最も重要となるキャラクターの内面描写ですが、過不足なく描かれているように感じます。虐める側とそれを享受する側。その対立、構図もわかりやすく、読んでいての楽しさはないが、そこはこのジャンル特有のものなので、致し方なし(褒めてます)。
・魅力
敵役が良い意味で糞。そして主人公も良い意味でヘタレ。ここまでなら普通ですが、ここに教師が一風変わった形で入り込んでくるので、先の展開が読めない。続きが気になるところです。
・世界観
ザ・いじめ。典型的ないじめ物。教師が見て見ぬふりや助けるのではなく、違う形で介入してくるのが良い。
・文章力
内容で勝負するからには、もう少し文章力が欲しいところ。必要な情報が書かれているが、それを魅力的に描けていないところがネック。
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追加での返信が必要な場合がありましたら、近況ノートにご連絡下さい。
この度は私の自主企画にご協力いただきありがとうございます。
ショッキングな幕開けで、続きが気になるものです。
つまり企画が求める一話に相応しい出来だと思いました。
企画なので、なにか指摘の一つでもしようかなと思えど、特に思いつかず。
褒めるだけ褒めて立ち去るとします。ありがとうございました。
物語入り口調査の調査員としてきました。
調査員と言っても、私に寸評のスキルなどありませんので、一読者の感想としてお受け取りください。
また、一話のみの感想となります。
まずはショッキングな題名、そしてあらすじにおける誰も死なないとの言葉で得る安堵。
しかしながら、一話目から本当に大丈夫かと言うドキドキ感があります。
いじめに追い込まれている少年の前に現れたのは、担任だけど得体の知れない教師。
この先どうなっていくのかと、興味は尽きません。
文章的にも過不足なく、すんなりと読めて物語に入り込めると思います。
題材が暗めなので、人は選びがちだと思いますが、元よりこの題名に惹かれて読むからには問題ないと思います。
箸にも棒にも引っ掛からない感想で申し訳ないですが以上です。
この度は私の自主企画に参加して頂きありがとうございます。
ともに精進して参りましょう。
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