雄常「世界ふしぎ発見面白いなぁ……俺も世界遺産見に行きたいな」

萌神「萌えの世界遺産と言えばやはりこれだろう！」ｽﾊﾟｰﾝ

雄常「何をいきなり言うかと思えば……しかもなんだそれ。チャイナ服？」

萌神「そう、その通りよ！　中国四千年の歴史を物語る伝統ある萌え服よ！」

萌神「チャイナ服の特徴と言えばはっきりとしたボデーラインが出ることもそうだが、やはりこの脚だろう！　スカートにスリットを入れることで太ももとふくらはぎが覗くことが出来る！　これは異性なら誰しもが欲をかられるところ！　そしてその奥にあるものにさらなる興奮を抱くのはもはや必然とさえ言っていい！」

萌神「さぁ、雄常よ！　この艶かしい足を見て何を思う？　感じたことを素直に言ってみろ！」

雄常「あれ、足大きくなったんじゃないか。靴擦れの跡があるぞ。」

萌神「む、そういえば最近靴がきつく……」

雄常「そんじゃあ明日サイズ合うやつ買ってやるよ」

萌神「お、それは助かる。すまんな、雄常」

雄常「おぅ、じゃあ今日はもう寝な。明日は早くに買って遊びに行きたいだろうしな」

萌神「おう！」

翌日、靴屋にて

萌神「おお……」

雄常「よく似合ってるぞ。そのニュースニーカー」

萌神「うむ！　これで明日からも存分に遊べるな！」

雄常「ははは、そうだな。」

萌神「ところで私は何かを忘れている気がするんだが……」

雄常「今日、シュークリームを買う約束だろ？」

萌神「（え、そんな約束してないぞ？　でもこのまま勘違いさせておけばシュークリームが……！）……おお、そうだったそうだった。していたな、そんな約束！　早速行くぞ、雄常！」

雄常「はいはい」

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