萌語物語 ~幾多の萌え、萌神様が教えます!~

狼煙

プロローグ

1 ボーイミーツゴッド

それは雨が降っていたある日の出来事。


波野雄常なみのおとこ「……ん?」


雄常(鍵が空いてる……おかしい、ちゃんと大学に向かうとき鍵は閉めておいたはずなのに……)


雄常(泥棒か……? 俺ん家なんて盗むもん何もないぞ……?)


ガチャ


萌神幼女もえがみようじょ「ぐぅぐぅ……」


雄常「……なんだ、こいつ」


萌神「ふふふー……萌えパワー、萌え萌えパワー……」


雄常「全く見たこともない幼女が萌えとか言ってる。なにこれ怖い」


萌神「ふふふー……これで私は神を超えた神になれるのだー全宇宙は私の手に落ちるのだー……すべての支配者となり、全ての生物は私のためだけに存在するのだー……」


雄常「不穏な寝言だなおい」


萌神「支配してやるぞー人間どもー……血を流せー……そして血と汗と涙を流せー、神々も私に平伏せよー……気に入らない奴は指先1つでボンするぞー……」


雄常「……うん、とりあえず縛っておこう。俺の安全のために」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る