第16話 エスカレーターの右側

皆さんは思ったことがあるだろうか

電車を降りてエスカレーターの左側に並ぶ大勢の人に対して

「右側に行けばいいのに」と

日本人は左側は止まる人

右側は急ぐ人

何て言う暗黙のルールがある

これはいつごろできたのか

まったくわかりゃしないが

世界ではどうなんだろうか

ブラジルではエスカレーターで急ぐ人は

人間として余裕のない人という認識されるらしい

まぁ私もそう思うが

これが日本人の国民性なんだろう

たぶんもともとは両側共

使用者は止まって乗ってたに違いない

ある日急いでる人が声をあげたのだろう

それを機に人々は急ぎだし

またそれに協力して急がない人は

左にあつまり始めたのだろう

また右側に止まっている人に対しての圧力のかけ方というのも違いがある

外人だと

しょうがないと思っているのか

それとも物が言えないのか

そんなに感じないが

これが日本人だと大きく違う

なぜなら知ってて当たり前だという考えがあるからだ

「なぜ早く行かない」という苛立ちがとまらない人がいる

日本人の優しき国民性が

一部の日本人を短気にしてしまった

「情けは人のためならず」とはまさに日本のことわざとしてふさわしいといったところだ

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