第8話 死の迷宮

「ほかに参加する人は?」

カゲヨシは、死の迷宮の大きな扉の前で

一緒に攻略してくれるメンバーを集めていた

そこには、リーシャンも居た

ティンクスペルバーサーカー

他のメンバーは、何でも高収入の

クエストがあるとかで

参加できずにいた

「皆揃ったみたいだね

じゃあ行こうか」

その掛け声とともに

複数のプレイヤーが皆、

ドアを協力して開いた

このドアがかなり重く

一筋縄では行かない

「へぇ..こんな雰囲気なんだね。

面白そうじゃないか」

カゲヨシは数々のMMOをプレイしているが

これほど雰囲気のいいダンジョンは見たことがないという表情をしていた。

そして、一階に足を踏み入れた。

入ってまもなくただならぬ雰囲気を感じたカゲヨシ

それは、リーシャンも同じだった。

「ちっ..この暗闇の中にどんな敵がいるかわかったもんじゃない。

このゲームで取れる索敵スキルじゃ。詳しいことはわからないと思う

色んなMMOの高難易度IDに行ったことあるけど。

ここはとてつもなく強い敵を感じる。」


「どうするの?」

リーシャンはきょとんとした顔で

首を傾けながら問いかける

「あれを使おう..リペルズアイズ」


リペルズアイズ。

このスキルは、あらゆる敵の攻撃力だけではなく

HP,MP。そして、有効な属性などがわかる

スキルだ。

だがこのスキルは、シークレットスタンデョングには

適わない。

「うそだろ..目の前に暗闇にスカルナイトが40対

右には、こいつは..プレイヤーの生命力、HP、MPとか全部

吸い取るマニジャフィルフェルト。

気をつけてよ。こいつ、吸い取った後に、プレイヤーを毒にさらすらしいからね。

きた...いくよシャドールカイン、僕を導いてくれ

みんな!!敵をなるべく僕の前にひきつけて

何体か集まったところを範囲魔法で蹴散らす。」


「私はどうするの?」


「君は、ティンクスペルで、プレイヤーたちのステータスとかをあげるスペルを発動しながら。

その大きな剣で一緒に敵を蹴散らして欲しい」


「うん。わかった!」

かげよしは そういうと

てきちをこちらに向ける

スキルを発動させる


「コンフェセレント!!!」

てきちが景義の周りに集まり

続いて範囲魔法


「アークスペイルバースト!!」

やれることはやった


あとはリーシャンの一撃に期待するだけだ

頼むリーシャン

「いまだ!!!」


「へああ!!!」

リーシャンは掛け声とともに

大きな剣を振り下ろしながら


「剣よ貫け!!インジェイクバースト!!!」


あれは…魔剣スキル。

多くの敵を一撃で吹き飛ばすという

荒技けどあの技の取得には

条件を考えても

そのスキルに必要な経験値 レベル、

テクニック、などを取得し

さらにそのスキル達を合成する合成スキルを

取得し、成功率が上がる魔法も覚えないと

そんなの並大抵のプレーヤーでも

半AIでも 数ヶ月かかるはず

すごいな


敵が次々に倒れて行く


「よし!!」


さまざまな敵と交戦しながらも

景義たちはボス部屋までたどり着いた


そのボス部屋で 悲劇が起きるのを

攻略組のプレーヤー 集まってくれた

野良たちを含めても誰も知らなかった



アークスペルズオンライン

Part1-1. END

To be continued…


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