第7話. ギルドのメンバーは全員。

ギルドに入って カゲヨシは、

一週間が経とうとしていた

この一週間の中で彼は

このゲームに関する

いろいろなことを

リアルとゲーム内で

調べ尽くした

今日も彼は、狩りを楽しんでいた

なんでも超難関クエストに挑むため

レベリングをしているようだ

そのダンジョンは、第5層にある

死の洋館と呼ばれ

まだどのプレイヤーも

その入り口付近まではたどり着けるが

一階の「 始まりの間」と言う場所の

敵が馬鹿みたいに強いらしく

数々の熟練プレイヤーが挑戦するも

あえなく 敗北するという

序盤から飛ばしすぎている場所だ

適正レベルは クリアしているのだが

スキルレベルと。装備レベルが

120ないと挑戦すら無謀らしい

ガンガンレベリングをしていると


「おい 新入り そろそろ昼だ」

と、俺系、照れ屋美少女の

セリリアが言う

「新入り 君の歓迎会も予定されているようだぞ」

少しニヤッと笑う

どうせ自分が食べたいだけでしょ

とカゲヨシは、思ったが

口には出さなかった。

セリリアは意外と大食いなのだとか

*****


ギルドの宿に着くと

そこには、ギルドの仲間が

集結していた

「リーシャこれ一体何人いるの?」

「んーとね 結構いる」

「把握してないのかよ…マスターだろ…」」


「ま、まぁね…」


マスターでありながら数を把握していないとは… そんなに大規模なのか。

もう一つ突っ込みたいことが僕にはあった。


「そして… 全員 女じゃん…」


「男はカゲヨシ君1人だね。」


「そ、そうですか」


間もなくして 歓迎会が開かれた


「これが新入りのカゲヨシくん?

可愛い!!!! 私は ラルス アイマル

職は 黒魔道だよ!」

黒魔道

魔導師スキルが45を超えていれば転職できる

超簡単 職だ。

説明するまでもない。


「この子…可愛い。 私のタイプ。

みんな 手を出さないで。」

うぐぐぐ く、苦しい抱きしめるな

「名前は…リンネ リウセン

職業は。 コールド ブリザード デビル

性格は。 クール系 こう言うの 好きでしょ…?」

リンネ。リウセン おい。この人は

僕のどこを触ってるんだ…

何故だろう。 不思議と

上手い気がして 悶えそうになる

自分に感服。

僕だって 男だぞ。

リウせんさんは ちょっとだけハレンチだ。

コールド ブリザード デビル

その名の通り 氷と吹雪と 悪魔を使うのに長けている職

特殊職で 取得方法は どこを探しても

未だに不明。

ものすごく強いことだけはわかる

あまりに刺激的で、積極的な女プレーヤーだから、 特徴を覚えてしまう


髪色は 水色のロング

顔は、側から見れば…お姉さん系と言う感じ

顔立ちは、キリッとしており クールという言葉を絵に描いたような性格

身長は、僕より少し高いくらい

やばい… 僕の理想だ…

積極的で クール系で、僕より少し背が高い

女が 彼女だったらいいなと長年思ってしまっている。 僕の方がこの子より ハレンチなのだろうかと 疑わざる終えないくらい。あらぬ妄想を膨らませてしまっている

自分にがっかりする

この子にPVPを申し込まれても

別の意味でのPVPになってしまいそうで怖い

おっと、暴走する前にこの辺で止めておこう

うん。それがいいはずだ。ちなみにサキュバスとかも呼び出せるし、自分がサキュバスに変身することも可能としているこの職は

このゲーム内のカップルの男性が、これを取得してほしいねだり過ぎて嫌われるケースも少なからずあると 掲示板に書いてあった。

「ヨシカゲ。 私、自分の部屋に戻るの面倒だから。今晩泊まっても… いい?」

やめろー!僕の心を刺激するなこの野郎!

「あ、え。えっと。」

「新人は、色々教えてあげないといけない

今晩は私が一緒に寝よう イロ…イロ。教えてやるぞ。」


「ダメダメー!!ヨシカゲくんとは私ー!!」

「ラルス… せっかくだから三人で泊まる??」

このギルド… こんな人ばかりなのか

まぁ、男は僕1人だから当然といえば当然…

んなわけあるか!!!

と自問自答するほか ヨシカゲにすべはなかった。


「え。3人でって…どう言う」

「それは、 お。た。の。し。み。」

やめろー!!! そんなクール声でそんなことを言うなぁぁぁうわぁぁぁ!!!


「ひ…1人でいいよ。」


「じゃあ。勝手に入る」

「どんだけぇ!?」


ヨシカゲは、ギルドに入って

一週間足らずで ハーレムを完成させた

まさに最強と言うべきか 神が与えた機会か?

そんな謎を残しながらもなんとなく

メンツに馴染んでしまうヨシカゲだった

「じゃあせめて 街を案内させて。

ダメ…?」

クールボイスダメだ!!!もう負けた!!!

「その…僕 リウセンさんとなら いいよ

話しやすそうだし..案内してもらえるなら

話しやすい人の方がいい」

一番落ち着いてるからな

リンネさんは、

「本当…? じゃあ、そのあとはプライベートルームに。」

「....えっ!」

「行くよ!」

「ちょっとま!!」

「どんな手を使ってでも」

「え?」

「なんでもない 行こう?」


「いやいや!明らかに何かあるよね!!

ちゃっかり手握ってるし!!」


「しらなーい」

「え。えぇぇー」


To be continued…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る