第4話本当の始まりかな?

翌日

「またあのバケモノがくるのかー。」

始まったばかりなのに大輝が落ち込んでいた。昨日の入部希望のバケm 女子が来るからであろう。しかも友達も連れてくるという。

「ガチャ」

ドアが開こうとしていた。

「きてしまった!」

「お帰りくd…」

ん?なんかいきなり大輝、黙りしたぞ。

気になって近寄ってみると、

俺も言葉を失った。

「こんにちはー。さっちゃんの友達

ですー。」

「えー!!永峰さん!?」

彼女の名前は永峰 三夢(ながみね みゆ )

俺と同じクラスの女子である。

性格の良さや頭の良さでとても人気がある。でも1番はやはり、かわいいから

である。そんな人がなぜここに?

「私の友達の三夢ちゃんだよ。」

バケmじゃなくて三澤さんも来ていた。

「さー、入ってー」

態度変わりすぎじゃね。

「好きなことできるって書いてあるから

来てみたの。」

「そうだったんですか!永峰さん。」

「私も。」

「永峰さんみたいな人だったら大歓迎

です。」

うわー。三澤さんスルーしてるー。

それからも話しは続き、

部活が終わった。

「やべっ!カバン忘れたー。」

「何してんだ、諒。」

「先に帰ってていいぞー、綾汰。」

部室に戻るとなにか物音がしていた。

「どこにいったんだー。」

聞き覚えのある声がした。

「あっ。あったー!」

そこには永峰さんがいた。

「うわ、まじか」

「ん?」

やべっ!声に出てしまった。永峰さんと

目が会ってしまった。視線を手に移す。

そこにはフィギュアがあった。

あれは確か、義空の奴。

ダン〇ちのキャラか。

「な、永峰さん?」

まさかのアニオタか?

「これは、その、あの、」

かなり焦っている。想像からはよりそわないな。

「絶対誰にも言うな。」

凶変ぶりがやばいな。それは確かに

バレたらやばそうなものだ。アニオタならともかく、人のフィギュアを手に取っていたなんて。

「まさか。ここに来たのって。」

「このフィギュア達が目当てよ!」

やっぱりか。こんな子がここに来るなんてなにかあると思っていたがそういう事か。

そして俺は思った。義空出番少なくね。

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