第173話 次いきましょう
僕はすぐに次に会う女性を見つけた。
綾という女性は男の子二人の親でバツイチだ。最初は二人で会いましょうと言うので川崎で会うことにした。
会うと滅茶苦茶可愛い子だ。
とても二人の子供がいる様に見えない。僕はまた精神障害の事を隠していた。
綾はバイキングの安い店をよく知っていた。子供と僕に気を使っての事だろう。僕は綾が行きたいと言うお店に子連れで行った。
ある時、トイレで上の子が僕に「お前さあー」と声をかけてきた。下の子が驚き「あー、お前とか言っている」と言った。
僕は無視して何事も無かった様に綾の待つ席に戻った。
この時、もう無理だと思った。
綾はこの日、気分転換にみんなで一泊のスキーに行こうと提案した。僕はまだ綾とキスもしていない。
部屋割りとかあるし随分と大胆だなと思った。いつも子連れでキスする間も無い。
僕は仕事の都合もあるからもう少し待つように言った。
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