Stage-04 蠱毒戦線

第26話 巨人との出会い

 月明かりも、星明りもない闇夜の中で、其処だけは輝きに包まれていた。まるで光の島でも浮き上がっているかのように見える。

 〈陸上自衛軍・筑波基地〉、筑波学園都市跡に都市区画だった地域の全てを包んで築かれた自衛軍の巨大基地だ。今、そこは喧噪に満ちている。一面の荒野しか見られない基地周辺とはあまりにも異なる風景は、この基地だけが異世界なのではないかと思わせる効果がある。

 関東・東北一帯も列島全体の例にもれず、スーパーホットプルームと氷河期の影響を受けて荒廃し切っている。タカマノハラやナカツノクニのような行政管理区域以外は筑波のような自衛軍基地、イワドコンプレックスなどのエネルギープラント施設や各種観測基地くらいしか人間の活動拠点はない。人間の――と記したが、観測基地などは大半が無人化している。まして住民の居住地などは殆どない。もちろんヨミエリアと呼ばれる遺棄地帯には不法移民などの居住者はいるが――皇国は“住民”とはカウントしていない――大きな都市や街と呼べるものはない。ともかく、行政管理区域以外はほぼ無人地帯、よって人々の活動は基本皆無で夜間ともなると地上も暗黒地帯と化す。僅かな例外の1つが自衛軍基地であり、これが光の島のような光景を生んでいる理由になる。



 煌々たる灯りの下、各種車輌――有人・無人の機動装甲戦車や自走砲、無人兵器や装甲兵員輸送車などが行き交い、それぞれ幾つかのグループに分かれて輸送機の腹の中に吸い込まれている。そんな中、兵士たちも忙しなく駆け回っていた。間もなく開始される青森要塞・六ヶ所再処理工場攻略戦に向けた出撃準備だ。同様の光景は他の幾つかの自衛軍基地でも見られるはずだ。陸海空三軍共同の今次作戦は大規模なものであり、列島各地を結び付けて遂行されるものになる。


「既に空自は作戦を開始している。戦術航空迎撃部隊が津軽海峡で〈北〉の航空部隊と接触したそうだ。また入間では極超音速ミサイル発射のカウントダウンが開始されている」


 時刻は午前1時50分、ゼロアワーまで10分の時刻だが先行して状況は開始されているようだ。ベルジェンニコフは淡々と状況を説明していた。

 車輌群の間を縫うようにして進む装甲兵の一団、全部で30人ほどのものだ。ベルジェンニコフが率いる強化装甲兵アーマーズ団・第4小隊である。戦国時代の鎧武者を思わせる出で立ちは威圧感を与えるのだろうか、行き交う車輌や他兵種の兵員たちは彼らに道を譲っている。見慣れていると思われるが、それでも何らかのプレッシャーを感じるのだろうか、それとも他の理由があるのか、ともかくも他兵種の者らは彼ら強化装甲兵アーマーズたちを避けているように見える。


「ああ、くそっ。何か目が痛ぇなと思ったら、火山灰が降ってきてんな? この辺となると浅間山辺りから来たモンか?」


 モランが悪態をついている。目を搔こうと思ったのか手を顔の前に持っていったが、その手先を見て思い直したらしい、少しイラついた様子で手を振り下ろした。


「ハハン、武骨な装甲服アーマーの指先で搔きゃ、そりゃ目玉がグチャグチャになるだろうね」


 そんなモランを見て、レイラーが嬉しそうに言った。


「るせぇよ。――しっかし鬱陶しいな、この火山灰ってヤツ。目が痛くなるし、喉にも響くぜ」

「だったらフェイスプレート下ろしなよ。そうすりゃ気密状態だし、火山灰もヘッタクレもないよ」


 モランはフェイスプレートをオープンさせたままだったのだ。レイラーも同じ。


「フン、外の空気はなるべく直に吸いたいんでね」

「こんな火山灰の中で? 結構増えてきているね」

「お前だってオープンさせてんじゃねーか」

「へへっ、そうだね。アタシもね、外の空気は吸いたいんだよね」


 レイラーも盛んに目をパチパチさせている。痛いのだろう。それでもフェイスプレートを下ろそうとはしない。


「ま、とは言え限界かな? 浅間さんは今日は特に不機嫌と見える」

「いや、今日のは阿蘇から来たものらしいよ。昼に緊急火山警報が流れてきているよ。かなりの大爆発を起こしているみたいだね」

「ああ、そうだな。そう言や、俺の装甲服アーマーにも着信があったわ、今確認した。九州からかよ……随分離れてんのに、こんなトコまで火山灰降らせるとか、パワフルだねぇ」

「阿蘇は前世紀の末からカルデラ噴火の状態だからね。日本全国にドッサリと灰を降らせてくれるのよ」

「九州一帯は無人地帯になってるらしいな。溶岩流やら火砕流やらで無茶苦茶で、関門海峡まで塞いだって話だ」

「ウン、ホント。地球って凄いパワーを発揮するね……」


 などと会話を続けていたがここまで。降灰はいよいよ激しくなってきて、とても目が開けられたものではなくなってきた。呼吸にも支障が出かねなくなってきたので、さすがに彼らはフェイスプレートを下ろした。以後は無言で歩き続けた。


『あれは……』


 ハサンは前方を進む機動装甲戦車の一群に気づいた。ベルジェンニコフが応える。


『その通り。気づくのは当然か、あなたもテストに関わっていたからね』


 ベルジェンニコフは一歩進み出て右手を上げて振った。すると機動装甲戦車の一群は停止、最先頭の1両が列から離れて彼らの方に近づいてきた。


『む、これは歩行型か。有人機らしいが、何だこの形?』


 モランは近づく戦車の形状に違和感を憶えていた。通常、機動装甲戦車は鋭角的な輪郭のステルス構造や緩やかにカーブを描いた傾斜装甲の外観を持つものが多い。他に各種対戦車弾への対抗を意識した複合装甲を装備した外形を築いている。接近する歩行型も例外ではないが、特徴的なのはその脚部にあった。


『大半の歩行型は蜘蛛か蟹を思わせる脚部構造だが、あれは全然違うぞ? 四足獣型ってのもあるが、これはそれとも違うような……なんだか……』


 人がうずくまっているような姿だ――見たままの印象になる。


『その印象はあながち的外れではないよ』


 ベルジェンニコフのその言葉にモランはギョッとした。まるで思考を読まれたみたいに感じたからだ。

 ブレーキの音が聞こえ、彼は意識を現実に戻した。見るとその機動装甲戦車が直ぐ近くまで接近していた。


『諸君も名前くらいなら聞いたことがあるだろう』


 ベルジェンニコフは右手を上げて機動戦車を指す。まるで紹介でもしようかとでもいうような仕草だ。


『これが〈戦闘甲殻コンバットシェル〉――新型の2足歩行型機動装甲戦車だ』


 するとその機動装甲戦車の姿が変化した。折りたたんだように見えた脚部が伸長――実際折りたたんでいたようだ――同時に上体をゆっくりと上げていった。それはまさに人が起き上がるようなさまだった。

 おおっ――と、小隊員の間にどよめきの声が上がった。彼らの眼前に現れたそれは、紛れもなく“巨人”としか言えないものだったのだ。


戦闘甲殻コンバットシェル……成る程、人型の戦車って風情だな……』


 ステルス性を高度に追及した結果なのだろう、複雑に入り組んだ直線が交差するような外観になっている。両肩には戦車砲が2門装備されている。他に背部や腰部に重機関砲やロケット砲などが装備されている。強化装甲兵アーマーズの装備を大規模にした感じだ。脚部や前腕部は大きく膨らんだ外付けパーツらしきものがあり、どうやらそこに走行用の車輪が収納されているらしい。変形に従って出し入れされるのだろう。全般的な印象は確かに人型の戦車だ。全高は4メートル強、強化装甲兵アーマーズの平均身長の約2倍強になるが、見た印象はそれ以上のものだとモランは感じていた。

 コクピットハッチなのだろう、胸部の装甲の一部が上にスライドして内部が晒された。そこから1人の兵士が身を乗り出してきた。黒いボディスーツ状のパイロットスーツに身を包んだ“女性”だった。彼女はヘルメットを取る。


「お久しぶりです、ベルジェンニコフ三佐」


 ヘルメットから放たれたのは流れるような黒髪、彼女は二、三度頭を振って乱れた髪を直した。そして目をベルジェンニコフに、そして小隊全員に向けた。黒目勝ちの大きな瞳が嫌でも目を惹く。


『ほぉう、まだ子供じゃねぇか……』


 モランは言葉を続けるのをやめた。その代わりといった感じで視覚センサーを玖劾クガイ強化外骨格装甲服エグゾスケルトンアーマーに向けた。


『あいつも同じくらいの年齢だしな。まぁ今の自衛軍では少年少女兵など珍しくもないか……』


 呟く彼の口元は奇妙に歪んでいた。心の内が覗えるが、映像回線は現在繋げていないので、その様子は他の者たちには伝わらない。


「三佐、まさかあなたが今次作戦で強襲部隊を直接指揮なさるとは驚きでした。〈スサノオ〉部隊の指揮官に着任するものばかりと思っていたので」


 少女がベルジェンニコフに話しかけてきた。顔立ちに比べるとやや大人びた声質をしていた。或いは外見通りの年齢ではないのかもしれない。ベルジェンニコフは応えるためなのか、自身の装甲服アーマーのフェイスプレートを跳ね上げた。白磁のような肌が火山灰の降り注ぐ外気に晒される。


「経歴やスキルなどを加味した上での人選になる。ま、私としても手塩に掛けたスサノオ部隊から離れるのは残念だったが、これも任務。軍人は命令に従うものだ」


 そうですね――と応える少女だったが、不満を感じているのは明白だった。


『三佐、スサノオ部隊も今次作戦に参加するのですか? 事前の参加部隊一覧には載っていませんでしたが?』


 直ぐ後ろにいたハサンが問いかけた。ベルジェンニコフは彼の方に振り向く。〈スサノオ〉というのが眼前の戦闘甲殻コンバットシェルの名称になる。


「いや、部隊は参加しない。筑波に来たのは首都圏防衛のためだ。今次作戦によってタカマノハラ防衛の編成を色々と変える必要で出てきたのだ」


 大規模な部隊参加が行われ、特に首都圏防衛を担っていた機動装甲戦車大隊の幾つかも動員されている。その穴を埋めるために派遣されてきたというわけだ。ハサンは成る程、と頷く。ベルジェンニコフは少女の方に目を向け、話しかけた。


「試験運用は何度も行われてきたが、今回は君らにとっての初の正式任務となる。しっかりこなすのだぞ、イノリ三尉」


 口調はあくまでも優し気、凡そ軍人らしからぬところがある。


「はい、必ずや。しかし、三佐――」


 少女――名はイノリ、階位は三等陸尉になる――は目線をベルジェンニコフの背後に並ぶ第4小隊の面々に向けた。意識したのか否かは不明だが、表情が歪むのが確かに見えた。だが彼女は首を振り、歪んだそれは直ぐに掻き消えた。改めてといった感じでベルジェンニコフに目を向ける。


「我々の指揮官はあくまでもあなたです。作戦終了後は必ずや戻ってきて下さい」


 フッ――と笑みを漏らすベルジェンニコフ。


「それではマサキに失礼ではないか。今は彼が指揮官だぞ?」


 禱三尉は少し焦った顔をして応えた。


「いえ、柾一尉も同意見です。彼もあなたこそがスサノオ部隊の真の指揮官だと言っています、ですから――」


 ベルジェンニコフは手を上げて制した。


「それ以上は言葉にするな。軍の秩序のためにもな。ま、気持ちは有難く受け取るよ」


 そう言って彼女は敬礼した。禱三尉も空かさず答礼した。2人は暫く互いを見つめ合うかのようにしていたが、ベルジェンニコフの方が先に敬礼を解いた。


「時間を取らせてすまなかったな。それでは、任務に戻り給え」


 了――簡潔に応え、禱三尉はコクピットに戻った。ハッチを閉じ素早く変形、車輪走行形態に転じて前方で待機していた部隊の一群を追いかけていった。


『彼らも色々と戸惑っているみたいですね、三佐』


 少し間を置いてハサンが話しかけた。ベルジェンニコフはフェイスプレートを下ろし、通話機の送話機能をオンにして応えた。


『そうだね、あちこちから同じような声を聞くよ。ウィンダムも言っていたし』

『私もあなたがスサノオ部隊の指揮官になるものと思っていました。それが今回の人事、経歴から妥当だとは理解しますが、それにしても意外でした』

『全く、誰も彼もが同じことを言うね』

『ええ、まぁ……とは言え、ここまでにします。いらぬ追及はすべきでないと心得ていますので』

『うん、それでいい』


 会話はここまで。以後彼らは無言で歩いていく。



 大型の戦闘輸送機が3機見えてきた。各種装備が次々と運び込まれているのが見える。


『中央が第1分隊、右が第2、左が第3分隊の搭乗機だ。速やかに搭乗せよ』


 ベルジェンニコフは中央の機体に進んでいった。彼女は第1分隊と行動を共にするらしい。


『第2と第3に対しても私の思考は全感ダイヴ対応で戦術ネットワークとリンクさせる。リアルタイムで状況は把握できるが、戦闘開始時に於いては電磁障害の影響が出てきて対応し切れないこともある。よって各分隊独自で判断・行動してもらいたい。了解だな、マグレブ一曹、ナガレ一曹』


 ベルジェンニコフは第2分隊と第3分隊に、特にその指揮官に話しかけた。やはり簡潔に了――との応答が返ってきた。


『フン、あっさりしたもんだな。色々と質問するかと思ったが……』


 モランは僚機に乗り込む強化装甲兵アーマーズを見ながら呟いていた。


『あんまりゴタゴタ言うのも何じゃないの? ブリーフィングは密に熟したし、今さら聞くことなんて大してないんじゃないの?』

『そりゃそうだがね』


 モランはそれ以上は続けなかった。



 後部ドロップゲートがクローズ、第1分隊の面々は同じく運び込まれた作戦時に使用される各種装備の間を進んでいった

 程なく彼らはカーゴルーム最先頭にある装甲服アーマーのロックスペースに到着した。これは強化外骨格装甲服エグゾスケルトンアーマーを固定させる設備であり、輸送機などでの移動中には大抵はこのスペースのロックアームに装甲服アーマーを接続させておく。その間、着用者は装甲服アーマーから出ることもできるが、今回彼らは着用したままになる。作戦開始が近いためだ。装甲服アーマー内部は高度に環境制御され、また各種代謝調整剤メタポライザーの投与などによって身体的ストレスも軽減されるので特に問題はないが、精神面のストレスは必ずしも解消されないという問題はある。

 しかし――――


『妙に落ち着くねぇ。これから殺し合いの最前線に出かけるってのにね』


 モランは本当に落ち着いた様子で言っていた。


『何だよ、それ? イカレてんじゃないの?』


 レイラーが突っ込むが、モランは「へへっ」と笑うだけで特に言い返しもしなかった。


『特曹』


 唐突に話しかけられてハサンは少し驚いた。話しかけてきたのが玖劾だったからだ。


『何だ?』


 どことなく警戒した感じでハサンは応えた。


『あなたはスサノオ――あの人型機動装甲戦車の実証試験に参加していたのだな?』

『そうだが、それが何か?』

『いや、感想というか……どんな感じだったか知りたいと思ってな』


 そうか――ハサンは一息間を置いて応えた。


『操作は単純だった。あれもFMM制御で操るもの。接続適格者ならたいてい問題なく操作できるだろう。俺たちのようなフェイズ2適格者ならまず問題ないな』


 モランが会話に割り込む。


『ほう、じゃあ俺なんかもパイロットになれるのか』

『ウム、接続制御だけなら可能だろう』

『何だよソレ?』


 その言い方にモランは少し引っかかるものがあった。


『サイズだよ。4メートル強と強化外骨格装甲服エグゾスケルトンアーマーと比べてほぼ倍化している。質量はもっと増えるな。その体躯のボディを操るとなると、慣性とか色々と違ってくる。この辺に慣れるのは少し難儀するかもしれん』

『だが接続適格者なら問題ないだろ? あれも人型だし、強化外骨格装甲服エグゾスケルトンアーマーの延長でやれるんじゃないか?』

『まぁな。訓練次第だ、ただな――』


 言葉を切るハサン。何か考え込むようで、それが気になる。玖劾が問うた。


『特曹、スサノオの接続レベルにはフェイズ3対応があるという話を聞いたことがあるが、あなたはその辺りが気になるのか?』


 ここでベルジェンニコフが会話に加わってきた。


『よく知ってるね玖劾くん。トップシークレットってわけじゃないけど、一般には秘されていることなんだけどね。ハサン特曹もその話を聞いていたみたいだね』


 ハサンは苦笑いを浮かべた。


『正直言って。正体不明のシステムがあるって聞いて、ちょっと不安になるところはありました』

『伝えられていなかったからね。機密ってことで勘弁してほしい。私もそんなに言えないんだ』 


 玖劾は一列前中央のロックスペースに固定されているベルジェンニコフの装甲服アーマーに視線を向けた。意図を察した彼の装甲服アーマーメインカメラが像を拡大表示させる。


『あれは通常はフェイズ2で制御されるようになっている。ただ今後のバージョンアップ用にフェイズ3の対応システムが装備されているということだ』


 玖劾は空かさず質問した。


『フェイズ3適格者は現状いないと聞きますが、意味がありますか?』


 すると玖劾の網膜上情報表示ウィンドウに突然ベルジェンニコフの顔が映った。映像信号を送ってきたらしい。黄金こがねの瞳が嫌で目を惹く。


『君なら、十分意味があるかもね』


 言い終えてベルジェンニコフはウィンクをした。妙に煽情的に感じられ、玖劾はそう感じた自分に違和感を憶えた。そして気づいた。


 ――何のつもりだ? 今の部分だけは極秘回線だったぞ?


 会話はここまでだった。

 カーゴ内に振動が走り、輸送機の制御AIより離陸するとのアナウンスが流れた。いよいよ始まるのか、いや空と海では既に戦闘が開始されている。皆は迫る戦闘に自然と緊張感を高めていく。

 西暦2162年6月12日、午前2時――後に〈蠱毒戦線〉と称されることになる消耗戦の幕が、ここに開く。


『そうか、新潟からちょうど5年になるのか。因果を感じるね……』


 ベルジェンニコフの呟きが奇妙に響いていた。

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