七章 ヤンキーは、咬ませ犬

「ふう……疲れました」

「そりゃ、あんだけ遊べば、疲れるだろう。俺だって疲れた」

夕暮れの公園、都会にしては珍しく広い公園にあるベンチに俺たちは、腰をかけた。

「ふう……しかし、あの後ノンスットプで遊ぶなんて思いもしなかった」

「ですね。私も、初めてです。同い年の人とこんなに遊ぶなんて」

「でも、学園のアイドルなんて言われているだろ、黒川さん。クラスのやつと遊んだりするだろう」

俺が、黒川さんに純粋な疑問を投げかかたのだが、黒川さんは、少し不機嫌そうに、俺を見てきた。

「私が、学校で学園のアイドルって言われてるか知ってます?あれ、決していい意味で付けられている訳では、無いのですよ」

「なんでだ?学校で他者からも自分がカッコイイとか凄いって俺も言われているが、悪い気分にはならないぞ。だって認められてるんだから」

「だから、なぜあなたは、そうポジティブなんですか?それとも馬鹿なんですか?」

「失礼な、俺は、学校での成績も必ず一桁だ」

「そうでないのですが……まあ、水上くんが実は、そこまで察しのいい人間ではないのが意外ですが」

俺が籠の鳥が空に羽ばたこうとするのを見て呆れている様な時の目で俺を見る黒川さん。

仕方ないとばかりに、俺に説明を始めてきた。

「いいですか?ファンってアイドルを近くで見れても、個人で遊べるわけではないじゃないですか。つまり近寄りがたい偶像。私は、まさしくそれなんです。いいですか、確かに私は、学園のアイドルと、もてはやされています」

「はぁ、確かにそうだ。黒川さんは確かにもてはやされているな」

「そうなんです。しかし、考え方を変えれば、私は近寄りがたく遠目で観察されるだけで、私に友達と言ってくれる様な、人は、今のところゼロです。私は、結局のところ、あなたが言ったみたいにマスコットでしかなく、今まで親しくなった人もいませんでした。」

「それに、水上くんみたいに楽観的に生きられなかったんです」

「やはり不安になりませんか、自分ひとりだと……」

黒川さんは、不安そうに俺の目を見て話してきた。それには、やはり自分の考えをはっきりと答えて上げないといけない気がした。

「ならない」

きっぱりと一言を言ってあげた。

「しかし!孤独とは辛いものですよ!」

「孤独にもならない」

「なぜそこまで意固地に否定するのでしょうか?」

黒川さんは、不思議そうに聞いてくる。俺もわかる黒川さんの気持ちもわかる。

だからこそ、否定しないといけない。

「他人からの評価は、自分の全てだ。例え、どんなに、怪物が善行を働こうとも、印象が悪かったらそれは、怪物でしかない。その評価を変えたいなら、自分が怪物にならないようにしないといけない。黒川さんも孤独が嫌なら、自分から、話しかけないといけない」

「それは、水上くんの心が強いから……」

「大丈夫。現状を変えたいなら、俺に言え。俺は、黒川さんが正しい限り味方だ。間違えたら全力でぶつかってやる。だから、諦めないほうがいい」

「はは、水上くんって普段からクズなくせして、たまに凄く頼りになること言いますね。不思議です」

「うるせいやい」

俺は、なんだか照れくさくなり、そっぽを向いた。なんと言えばいいのか、黒川さんの表情って凄く優しく見ていて幸せになる。

彼女は、やはり、学園のアイドルだ。決して悪い意味ではなく、一緒にいて楽しいと感じさせてくれる天才なのじゃないだろうか?

とにかく、そんなこともあるので、なんとなく、黒川さんの顔が見れなくなったからか、あさっての方向を見ていると、クレープの屋台があることに気がついた。

「黒川さん!なんか、甘いもの食べたくないか!?クレープ屋あるから、俺、買ってくる!」

「何をいきなり……まあ、クレープ良いかもしれないです」

「かっ買ってくる!」

そう言い俺は、慌ててクレープ屋さんの屋台に走っていった。

「あ……いちごチョコでお願いします!」

「了解!」

俺は、走って、クレープ屋の屋台にいった。それは、決して恥ずかしくて、黒川さんのかおつが見られなかった。とかそういう恥ずかしい理由では、ないはず。

ないはず……とにかく、そう俺は、自分に言い聞かせていった。

 そして数分後、俺は、クレープを2個持って元板ベンチに戻ると、黒川さんは、見るからに頭の悪いチャラ男に絡まれていた。

「だからーいいだろう。先っぽだけ、遊ぶだけだから」

「お断りです。貴方みたいな軽薄な人」

「おーいいね。気が強い金髪ガールぅーちゅっぺろしたいねぇ」

「いや、日本語喋ってください」

「あー、しゃべってんだろぉ。ガイジンの癖して生意気だな」

「いや、私は、ハーフです。あと邪魔です。私の視界から消えてください。貴方みたいな人、すぐに消えてください」

「あぁ!!あんま舐めてると殺すぞ」

チャラ男に対して、真面目な受け答えをしている黒川さんにイライラを隠せないチャラ男。

……いやいや!まてまて!危ないぞあんなの!俺は、なんでこんなに冷静に解説してるんだ!

慌てて、黒川さんとチャラ男の間に入る。

「あー、すみません!うちの彼女が!いやーうちの彼女、最近女の子の日なんですよ!あはは……だから、許してください!イライラしてただけなんです!」

「ちょっ!水上くん!いきなり何を……」

「あー、彼氏さんお前の彼女、少しいやらしいホテルまで連れて行くだけだっていいだろう。幸せはシェアするツーか、win-winツーか」

「断る。お前、いい加減しゃべるな」

「はぁ?年上は敬えよ。学校でセンコーに言われなかったか?」

いや、先生のことをセンコーとか言っている時点で、このチャラ男は、年上を敬えていないことに気がついていないのか?

流石に、そんなことは言えず、俺は、クレープを黒川さんに手渡しに、空いた手で黒川さんの手を強く握り逃げようとする。

「え……ちょっ!」

「いくぞ、黒川さん。そんなヤツに関わるな」

俺が逃げようとするが、チャラ男はねちっこく、俺の肩を掴んできた。

「待てや、クソガキ。逃げんじゃねえよ」

「いや、喧嘩なんてしたら俺は、退学なんで。喧嘩したくないです。さようなら」

「しね」

俺は、無視して、歩こうとした。しかし……チャラ男は思いのほか手が早く。いきなり拳が俺に飛んできた。

拳が飛んできた瞬間、俺は、とっさに黒川さんの手を離した。

俺と一緒に転んでケガをしない為である。しかしそれは、間違えだった。

「ぐ……痛ぅ。大丈夫?黒川さん?」

「……」

無言で、黒川さんは、手に持ったクレープを投げつけた。今までに見たことがないほど、冷たく、そして怒りに支配され、狂気すらその瞳からは感じさせるほどのものだった。

「おい。なんだテメエ。こっちが下手に出ているからって、付け上がりやがって」

当然のように怒るチャラ男。しかし、黒川さんは、絶対に目を逸らさなかった。

「あなたは、最低です。近寄らないでください」

「あぁ!お前も死ね!」

黒川さんにめがけて飛んでくる拳。しかしその拳は、届かない。

黒川さんの前に、大きな氷柱が突然出来て、それにチャラ男は、本気の拳を当ててしまったからである。

「はあ!な……なんだよお前!なんだよ!意味分かんねえ!」

「うるさい」

そう言うと、黒川さんは、氷柱を破壊し、チャラ男の目に指を突き立てた。

「まずは、根性焼きでしょうか。眼球に」

「は……はあ……なんだよてめぇ……」

チャラ男は、流石にこの殺気にビビったのか、倒れ込んでしまう。このままでは、ヤバイ!

「あの世で後悔してください」

「やめてぇぇぇぇ!」

恐らく、チャラ男は、自分の状況が理解できていなかった。しかし、本能的に死を直感したのだろう。失禁し、体中が、様々な液体で汚れる。

俺は、いつもと様子の違う黒川さんに危機感を感じた。そうして気がつくと体は、動いていた。

「ちょ!やめろ!黒川さん!」

俺は、黒川さんに覆いかぶさる。

「ちょ!なんなのですか水上くん!」

そうして、俺は、無理やり黒川さんの胸元に掛かっているホイッスルを吹いた。

『ぴいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ』

「チャラ男!俺たちに関わら無いでくれ!これからここで、俺たちは、お楽しみタイムだから!」

「ひえ……変態だ!てかなんで俺こんなに汚れて……ちっ!覚えていろ!」

チャラ男そう言い残し、全てを忘れ、この場を去っていった。

「あの、水上くん?」

「うるさい、黒川さんは、頭を冷やせ」

「……いや、あの……手が」

「て?」

俺は、自分の手を確認すると、その両手は、完全に黒川さんの双丘をガッツリ服の上から鷲掴みしていた。

「……」

とりあえず揉んでみた。やっぱりこれは、オッパイだった。

「いや!だから!私の胸を無言でもまないでくださぁーい!」

「あっつ!」

黒川さんは、思いっきり俺の頬を超高温ビンタで叩いてきた。

とりあえず、ごちそうさまでした。


 結局、その後は、なんだか気まずくなったのか、元のベンチに戻っていった。

そうして、お互い、頭を冷やそうとしたのだが。黒川さんの行動に俺は、純粋な怒りを覚えていた。

「なんであんなことした」

「あの……すみませんでした」

何に対して謝っているんだ?

「……」

「私が悪かったんです!人には、ハイパーセンスを隠せっておいて、私は、あんな軽率な行動をとってしまって……」

わかっているのになんで、そんな行動とった。

「……」

「あの何か言ってください……私としても無視は、一番きついです。それに無言なんて水上くんらしくないです」

……

「らしくないのは、どっちだよ」

俺は、ついに自分の言葉を振り絞った。

「あ……あの……私」

俺の言葉に詰まらせる黒川さん。違う、俺は、そんな顔をして欲しいのではなく……

自分の感情が分からなくなる。

俺は、黒川さんに怒りの感情を向けているはずなのに、そんな悲しい顔は、して欲しくないとも感じる。

「言わせてもらうぞ。なんであんなことした。あれは、なんだ。なんで、あそこまで露骨に殺意をチャラ男に向けた?」

「私……水上くんがひどい目に合わされたのに我慢が……」

俯いてしまう。だからちがうんだ……いや、何が違うんだ。

「それでもやりすぎだ。あそこまでする必要は、なかった」

「確かにそうです……私が、力に任せてあの男を……」

段々、彼女の目に涙が浮かんでくる。

「俺が怒っているのは、黒川さんが自分の人として価値を下げたことだ」

「確かに私は、無関係な男の人を脅してしまい……」

「違うよ。黒川さん」

俺は、否定する。許せないから。

「何が違うのですか!なんで!私は、確かに水上くんに嫌な思いばっかりさせてしまっています!しかし、今回は、もう私……わからない……わからないよ……」

しかし、なぜ俺が怒っているか、分かっていない、黒川さんは、逆上した。泣きながら、怒った。本気で怒った。

俺は、遂にやってしまった。女の子を泣かせてしまった。怒らせてしまった。

しかし後悔は、していない。俺が正しいから。

「いいか、まず、絡まれた時点で逃げなかった。なんで、あんな野郎に喧嘩売った。俺なんかのために怒らなくていいのに……逃げるチャンスを作ったのになんで逃げないんだよ!あんな奴と喧嘩したら、黒川さんは、あんな人生お先真っ暗なクソ野郎と同列になっていたんだぞ!」

「しかし、私は、あんな人よりよっぽど最低な生き物なんです!」

「自分を大事にしろ!お前は、そんな奴じゃない!俺の知る限りお前は、悪い奴じゃない!本当の俺を見たって距離を置かなかった!引いたかもしれないけれど、それでも同じ人間として扱っていた!そうだよ!俺だって、偉そうなこと言ってるけれど、他人の評価が気になるクズ野郎なんだ!だから黒川さんは……」

「私の何が、水上くんに分かるのですか!」

俺が全てを言い切る前に、黒川さんは、声を大きく上げ、俺の言いたいことを最後まで言わせなかった。

「私は、汚れているんです!狂っているんです!人間の皮をかぶった悪魔なんです!」

あまりの気迫に俺は、押し黙った。

言いすぎた。俺は、彼女のことを何も知らなかった。

数日間秘密を共有して、分かった気になっていた。俺は、黒川さんに全てをさらけ出していたが、彼女は、一切自分のことを語っていなかった。

だから、俺は、自分を抑えて彼女の話を聞く。

聞くしかなかった。本当に対等な存在になるために。

 そして、彼女は、語りだす。ポツポツと吹き出す本音を過去を……

「私は、生まれつき、ハイパーセンスを持っていました。しかし本当の両親は、二人とも一般人で私のハイパーセンスになんて気が付いていませんでした!」

彼女の激情が伝わる。

「最初は、風邪でも引いてるのかと思ったみたいで、体温が高いだけの女の子だと思われていました!しかし私は、年を重ねるごとに、熱を操れることを私は、知りました!親に言っても信じては、もらえませんでした!」

彼女は、語る。勢いに任せ、すべての感情を乗せて。

「そして、私は、当時、欲しいおもちゃを両親にねだりましたが、買ってもらえず喧嘩をしました。その時、熱が入って感情を爆発させて、文字通り家を爆発させ、父と母は、重篤!それから私は、サバトに保護されました!」

「しかしそこでも、同じハイパーセンスの持ち主と喧嘩し、大怪我をさせました!」

彼女は、語りながら泣く。

怒りながら泣く。

「私の能力は、感情の高ぶりによって、自分で制御できない熱量を発生させるんです。しかも感情が高ぶるほど、能力に飲み込まれ、さっきみたいに加減ができなくなってしまうんです。私は、今でも自分の能力を完全に制御できない!そんな私は、本当の親を殺しかけたのに、今の母さんの好意を感受し、自分だけ幸せになっているんです!ありえないでしょう!狂っていますよね!汚れてますよね!私なんて……」

彼女の感情が今までにないような熱として伝わる。その体質から、人を傷つけてきたそれは、変えられない過去。

しかし、だからこそ俺は、自分を嘲笑した。

分かっていなかった。彼女の過去を知ったつもりでいた。彼女を理解したつもりでいた。

数分前の自分に言いたい。お前は、知らないから、彼女を怒れるんだって。

だから……俺は、黒川さんに謝罪をしたかった。けど伝えないといけない。

恥ずかしいけれど。

「黒川さんは、俺の友人だ!まだ、君のこと何も知らなかったけれど!だからこそ、俺の友人になってくれ!」

俺のセリフを聞いてか黒川さんの熱は、さらに上がる。

「ゆう……じん……私が」

「そうだ、だから、まずは、何も知らないで黒川さんを怒ったことを謝らないといけない!黒川さん、ごめんなさい!」

「で……ですが私は、今も感情が制御できず体も気持ちも勝手に熱くなって……だから、あなたを傷つける。だから友達には……」

黒川さんの表情は、怒りではなく動揺だった。

「なれる!黒川さんの罪は、消えないかもしれないけれど。俺は、それでも、黒川さんが拒もうとしても友人でいてやる!だから、握手だ。仲直りしてください」

「しかし、私まだ、熱が……え!ちょっと!何やってるのですか!手!やけどしますよ!」

熱い……痛い……けれど、黒川さんが、今まで感じた痛みの方がよっぽど痛い。

そう考えたら全然痛くない。

「絶対に離さないからな……約束だ。俺は、友達を裏切らない」

「っ……な……何を言って……」

「黒川さんが俺の軽薄さを許してくれるなら俺は、黒川さん……黒川と友達になりたい」

「……そ、そんなこと言われたの……はじめてです……」

黒川の目からは、涙が流れた。

しかし、先ほどの涙とは違い、とても幸せな涙だった。

結局その後、周りの視線に気がつくまで、この状態を続けた。


 今日も夢を見る。

俺は、妹に声をかける。

「胡桃?大丈夫か?お兄ちゃんだぞ」

「…………」

妹の目は、どこか遠く、遥か先を望むようで、全く反応がない。

「なあ、胡桃。お兄ちゃんだぞ」

「……」

反応は、ない。そう感じていると、胡桃は、口を開いた。

「今から、一年後○○で、戦争が起こり、対処に向かう●●の国は、その三年後、戦争を無事に平定する。しかし、○○の国にいる少年は、●●の空爆によって、両親を失い、ハイパーセンスに目覚める。能力は、無条件に信仰を集める能力。この能力は、相手の思想を完全に支配する能力者であり、その能力により、テロ組織を組織し、五年後、●●へのテロ行為を実行する。それにより、その後、新エネルギーが発見される。その10年後、テロ組織は、壊滅。100年の安寧の後、今度は……の子孫がとある共党の党首となり、独裁政権を始め、世界に戦士布告、それにより、第三次世界戦争が勃発この時の主流は、核兵器。しかし、独裁政権は、人工能力兵を組織。この時よりハイパーセンスは、隠すことが、できなくなる。またこの時のブームは……」

謎の言葉を羅列し始める。

妹のハイパーセンスは、世界の正史を読み続けることである。

実験とは、意図的にどこまで、世界の正史をのぞき込めるか。

結果としては、成功したのだが、それと同時に、妹は、自我を失い、世界を読み続けるだけの機械に変わってしまった。道徳的には失敗したのだ。

「お兄ちゃんが今助けるからな」

「しかし、人類は、生きながらえ、体を捨てる。そして人間は、肉体から解放され、精神のみが、機械によって生きながらえる。そして400年後、地球を離れた人間は、新たな星を見つけそこを征服することになる。そして、人類史初の星間戦争が、開始される。150年後戦争は、人類の勝利によって終了する……」

そう言い俺は、妹の額に手を当て……

ここで目は、覚めるのであった。

「……恭也。いきなり目を覚ますなんて。私、まだ、あなたの寝顔を堪能仕切っていない」

「おい、芽唯。堪能するのは、良いが布団にもぐりこまないでくれと何回言ったらわかる」

夜中の寝苦しさに目が覚める俺。

その隣には、俺の布団に潜り込んでいる芽唯がいた。

「あったかい……」

「まて、寝るな。このまま、俺が性欲の赴くままに、芽唯を襲うかも知れないのだぞ」

「恭也……襲う度胸もないのにそれは言わないで」

……いや確かに、ここで手を出したら、親友に嫌われるのはそうだが……襲う度胸もないのもそうだけど

「くぅ……」

「寝ないで!本当に、自分の部屋で寝て!」

その後、俺は、結局、リビングのソファで寝ることにした。

しかしあの不思議な夢は、この後、見ることはなかった。

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