第1章 3話 学校説明
時間になり、灯火が教室に入ってきた。
「今日は、昨日も言った通りこの学校の説明をさせてもらう」
灯火のその言葉に、クラスの全員が話すのをやめた。
「まずお前ら全員知っている通りこの学校は軍人になるための教育を施すために設立されたものだ」
そして灯火はそのまま説明を続ける。
「まず授業の内容に関してだが、今日、適性診断テストを受けてもらう、暗殺やスナイプ、近接戦闘などの適性をはかり、それぞれに合ったメニューの訓練を受けてもらう」
(なるほど、一人一人訓練内容が違うとゆうわけか、それなら様々な戦力になる人材を3年後には戦闘地域に送り込める訳か)
優人がこの学校のシステムを理解した。
「次に時間割についてだが、大体は午前中に普通の勉強をし、午後は訓練だ、そして放課後に1時間ほどさらに訓練をしてもらう」
「最後に卒業後のことについてだが、まず配属先の説明をしておこう、お前らの配属先は3つに分かれる、治安維持部隊、軍事部隊、特殊部隊だ、治安維持部隊は基本的に自衛隊や警察と同じだ、軍事部隊は軍の命令に従ってテロ組織の制圧などを行ってもらう、最後に特殊部隊だが、これは少し特別だ、戦闘能力が高い者しか入ることが出来ない、まず治安維持部隊と軍事部隊の助っ人などをしてもらう、そして特殊部隊唯一の仕事が能力を持つ犯罪者を確保することだ」
クラス全員が驚いている。だが、それも無理は無い。
なぜなら急に『能力を持つ犯罪者』という言葉が出てきたのだから。
「そういえば説明していなかったな、この世界には特殊能力を使うことのできる能力者と呼ばれる者達がいる、ある日突然能力に目覚める者もいれば、生まれた時から使える者もいる、能力だけでなく魔法と呼ばれる物もあるこれは体内に存在しているエネルギー、魔力を消費し、発動できるものだ」
そして説明が終わった。
「ここまでで何か質問はあるか?... ...ないな、では5分後に適性診断テストを行う、準備しておけ」
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