111冊め すみやかになぁれ
どうも、吾輩です。
今回は男性向け18禁同人にかかわる話をします。売り上げの話も少し。
嫌な予感がした方はブラウザの「戻る」をクリックしてください(※1)。
DLサイトというものは、売り上げが一定額以上にならない、と支払日になっても口座に振り込んでもらえない。数百円をわざわざ口座に振り込む、しかもその振込先が尋常ではない数ときては仕方のない措置であろうから、別に文句はない。ないのだが。
もどかしい……。
例えば、3000分の売り上げ(※2)がたまったら指定の口座に入ってくるシステムだとしよう。
吾輩、そのサイトの売り上げ、いま2500円くらいなんですよ。
わかる? このもどかしさ。
あと5冊売れたら絶対引き出せる額……3000円で何しよう? まっとうに画材買う? それとも近所のスープカレー屋さん2回分として計上する? 映画見に行って、ポップコーンとドリンク、いつもよりワンサイズ大きく注文する? ちょっと値の張るチーズ、そこそこのワイン、あとはお気に入りの簡単で美味しい料理を作ってひとりパーティでもいいし。捕らぬ狸の皮算用だが、3000円あったらいろいろ楽しいことができる。これは間違いない。
で、だ。
2冊男性向け同人をDLで出した身として感じていることはある。
かなりマニアックなジャンルでも、読者はいる。
安価なら、と但し書きが付くかもしれないが、「いいな」と思えば全くの無名作家でも買ってくれる人がいる。
あと、表紙画像重要。そこまで上手じゃなくてもいいから、デジタル彩色の表紙を用意しておくと何かと便利。pixiv公開して「販売開始しました!」とかも使えるし。
以上を総合した結果、男性向け18禁で1本出せば引き出し可能金額に達するのでは!? という甘い考えに至った。無名でマニアックでも、5本から10本くらい、売れたのだ。設定価格にもよるが、それだけ売れたら引き出せる。
じゃあ新作かけよ、という話になるのだが、吾輩はエロ小説が苦手だ。
いや、致しているシーンはいいのだ。むしろガチバトルよりは得意だ(※3)。
問題は、ベッドシーンまでの流れがめちゃくちゃ遅いのである。後、そこに至るまでの設定を超考えちゃう。
pixivの成人向け小説で、3000字くらいしかないのに導入→エロをこなしている作品がものすごく多くて、吾輩尊敬している。
姫騎士凌辱にしようかな! って思ったら、まず導入で1万字食ってしまう自信がある。
速やかにエロシーンに入れてなおかつ特殊性癖を組み込める能力をください。そうすればもうちょっといい暮らしができそう。ウイスキーをトリスクラシックから角瓶に変える、みたいな。スケール小さ。
完全に愚痴回である。正直すまんかった。
※1 ブラウザの「戻る」をクリックしてください
同人サイトのトップページによく書いてある文言。その前に同人サイトであること、取り扱いCPや作品傾向が記載されていることが多い。
※2 3000分の売り上げ
総売上高ではない。サイトから引かれるマージンを除いた「実際にもらえる額」と思ってほしい。
※3 ガチバトルより得意
単にバトルが書けない。相対的な話。
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