99冊目 異世界難しすぎワロタ

 どうも、吾輩です。

 異世界ものが書けません。


 異世界ものと言えば小説投稿サイトの花形。転移、転生、そもそもハイファンタジー。

 吾輩とて、むろん流行に乗っかろうと思って、こういうものを書いたことも無きにしも非ずである。

 が。

 PVが伸びない。

 それはまだいい。

 自分で書いていて、納得がいかない。

 これが一番しんどい。

 PVでうちのめされ、それでも書き進めようと思っても、自己評価が邪魔をする。これで数作は途中打ち切りにしてきた気がする。実をいうと、短期間だけ掲載して、あまりのPVの伸び無さに削除した作品もあったりするのだが、その辺は見なかったことにしてほしい。


 異世界もののおいしいところは、異文化交流にあると思っている。

 これには、飯ものをたくさん読んできたせいもあるかもしれない。

 現代日本を生きてきた主人公、そして現地の人たちで、互いの文化の違いに「おいおいマジかよ!!」となる。こういう展開が、吾輩は好きで好きでたまらない。好きだから自分でも書いてみたのだが、書くたび書くたび、絶望的な気分になる。そのくらいの駄作率なのだ。


 自己評価が邪魔をする、というところには、異世界描写の薄っぺらさもあるかもしれない。

 なんとなくエルフがいて、ドワーフがいて、人間がいて、たまにもっと異形な種族がいて。

 読む分には全く構わないのだが、いざ書き手に回ると神経質になってしまう。もっと背景描写がいるのか? でも、それをするとくどくならないか? というところで、悩んでしまう。


 今まで書いてきた現代ファンタジーか、1歩踏み出すなら逆転移もの(※)に挑戦してみるのが無難かもしれない。 


 書く予定は全くないんだけどね!


※ 逆転移もの

 主人公が異世界転移するのではなく、現代社会にファンタジー世界の住人が転移してくる状況を指す。

 と、思う。

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