腐ってもオタク女

９８冊目 イタいくらいにワナビ

　どうも、吾輩です。

　カクヨムでの活動が滞っていたのは、絵方面の活動に時間を割いていたためです。

　自慢なのだが、海外の展示会に作品を出したことがある（※１）。

　小説に比べて、絵は海外進出が容易である。理由は火を見るよりも明らかである。だって訳す部分、最低限だし。

　題名だって最悪「no title」にしておけばいいし、キャプションなしでぽいっと絵だけあっても構わない。

　小説に比べて、圧倒的にらくちんだ。

　お金の絡む仕事を請けるとなるとまた面倒だろうが、無料公開している分には楽（※２）。

　海外で売れるかも、というワナビな甘い夢もなくはないが、とりあえずどのくらいの支持を得られるものかと、インスタを始めてみた。海外向けを意識しているのでプロフィールも英語である。「artist」って書いてあるだけだがな！

　投稿するイラストにつけるタグも「illustration」とか「drawing」とか、全部英語にしてみた。「kawaii」なんかはちょっとこっ恥ずかしいが……。

　始めたばかりだが、みんな軽率にいいねくれる。優しい。ただしフォロワーはそんなに簡単には増えない。まだ数日で、作品数が少ないせいなのもあるだろう。当分は過去作とラフで枚数を稼ぎながら、日に３回くらい投稿していく予定である。一週間で１５フォロワーくらい何とかならんだろうか。

　ただしこれには１つ問題があって、やっぱりどうしても意識高い雰囲気になっちゃうのである。「今の自分意識高そう」と思ってしまうともうだめだ。基本的に意識低い人間なので、ギャップで自壊する。我ながら面倒くさい奴である。

　その自壊を防ぐため、メイキングの途中に突如庶民的な晩酌風景（※３）の写真を突っ込んだりすることで「意識低いワナビの吾輩」という自我を保っている。

　素直に意識上げろよ。

　ほかに海外展開の野望としては、ＤＬ同人のDL.siteさんに英語版サイトもあるそうなので、ほとんど字のないイラスト本ならそっちでも販売できるのではないか、ともくろんでいる。

　現在制作中のイラスト本がまさにサインくらいしか日本語のない中身なので、英語版審査通らないかなと未完成の今からちょっと楽しみ。

　順調に原稿が進めば８月か９月くらいには販売できるはずだ。

　それが終わったらエロ同人書きます（台無し）。

※１　海外の展示会

　ただしやり取りをした担当者さんは日本人だった。吾輩、英語、わかりません。

※２　無料公開している分には楽

　ただし無断転載（※４）が日本の比ではないと聞くので、サインは入れよう。

※３　庶民的な晩酌風景

　スーパーのお惣菜と缶酎ハイ。

※４　無断転載

　自分の絵はそんなにうまくないから大丈夫と思ってはいけない。「微妙に素人くさい絵を持ってきて自作発言することで信憑性を作る」という怖い話もある。