65冊目 腐女子がエロ本書いたなら

 どうも、吾輩です。

 BLエロ本ではなくて男性向けエロ本です。最近書いたので。

 話題が話題だけに非常に下品な表現を含みます。苦手な方はバックプリーズ。


 もともと吾輩は、男性向けかつ成人向けの作品が好きである。好きなら書いてみようと思うのは自然の理ではないだろうか。

 だが同じかそれ以上に、BLエロにも触れているし、そっちも好きだ。

 なのにどうしてわざわざ、男性向けエロ小説の執筆に踏み切ったのか。


 答えは簡単。

 儲かるらしいからだ。


 吾輩とてそこまで馬鹿ではない。同人誌を作ればバカ売れして働かなくても食っていける、ようなことは考えてはいない。ちょっとしたお小遣いになればいいし、そうでなくてもよりエロい小説が書ければ何かと役に立つ(ような気がする)。

 それに、自分の書いた小説が金になったら金額はともかくうれしいではないか。


 勿論、壁にはぶち当たった。

 人に相談しずらい感じの壁に。


 吾輩は男性向け処女作として、成人男性がお姉さまに鬼畜凌辱される展開を選んだ。だいぶ間違っている感があるが、いちおう「男が受け身なら吾輩のフィールドだ」という気持ちあってのことだと思う。

 しかしこれは、見事に失敗した。

 というのも「男が受け身」という点は一緒でも、男性向けと女性向けでは土俵が違う。

 男性向けの世界で、男をどこまで喘がせていいものか。

 これ、結構気になる。教えてエロい人。

 加えて責め手が女性でありながらも軍人口調というのもちと困った。軍人口調ということは、威圧的な男性口調とほぼイコールである。漫画ならまだしも、小説ではキャラの姿を常時確認することができない。


 これ、下手したらBLなんじゃないか。


 事実、男性向けも女性向けも分け隔てなく愛する友人に読んでもらったところ「お姉さんが男前すぎてBL」という評価を頂いた。納得。

 でも作品は公開した。

 こら予測変換、勝手に後悔するんじゃない。


 次はショタものなど書いてみたいところである……というか、更新止まっているショタものがあるのでそっちをリライトして2冊目の男性向け同人に仕立ててしまってもいいかもしれない。


 全く腐向けでない話題で、正直スマンかった。

 今更か。

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