27冊目 推し殺人鬼のおはなし
どうも、吾輩です。
いつも素面の内に書こうと思うのですが、気付いたら痛飲しているのでこの散文はたいていへべれけで書いています。
正直、前回を書いた記憶はうっすらありますがアップした記憶はありません。
おそらく今夜もそんな有様でしょう。では本題。
もっとも萌える殺人鬼(吾輩調べ)選手権。
個人的にいっとう推しているのは「ワナオトコ(原題:collector)」である。
このあと続編にもわたって盛大なネタバレが行われるので、同映画をこれから見る予定がある方は読まないほうが良いかと思う。
さて、ネタバレしよう。重大なネタバレだ。ものすごいネタバレだ。
この作品において……「作中CP」が成立しうるのだ!!(背景に崖っぷちと打ち寄せる波)
ホラー界隈二次創作は非常にフリーダムで、他作品の殺人鬼たちが一堂に会してキャッキャウフフしていることもまれではない。吾輩はそういうのも好きだ。
しかし単一の世界観の中でCPが成立するというのも、それはそれで素晴らしいことだと思うのである。
あらすじとしては元空き巣が元嫁の借金のために宝石商の家に忍び込むが、なぜかめっちゃトラップ張ってあった! やべぇ! 宝石商の娘さんが無事だったから一緒に頑張って脱出だ! という話。
このトラップ張った張本人がワナオトコである。
ワナオトコもスラッシャー系殺人鬼の例にもれず覆面(黒)で顔を隠し、その他の衣装も黒いセーターにズボンと完全に不審者である。
だがおパンツは白い(公式)。
さてこのワナオトコ、気に入った獲物をお持ち帰りするという癖があり、今回の獲物をアーキンにロックオン! 地獄の果てまでついてきて拘束具付きの箱に詰めようとするぞ! この時点でわかるひとにはわかる罠→キンのかほり。
そして続編、邦題「パーフェクト・トラップ」ではワナオトコとの激闘で重傷を負った入院中のアーキンに花束が届けられる。メッセージカードには「俺のコレクションへ」。やばい。やばすぎる。フラグがビンビンである。
なお続編のラストシーンでは、キン→罠と解釈できる展開もあるのでできれば両方見たうえでCPを判断してほしい。なお吾輩は未確認だが、北米版のDVD(だったかな……記憶曖昧)には別エンディングとして非常に鬼畜なアーキン(通称別エンドアーキン)も存在するらしい。広がる解釈とCP形態……!
1粒、いや2粒で何度も美味しいこの映画で、スラッシャーデビューはいかがでしょうか。
萌えたら教えてください。
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