姉ちゃんはこの世で一番尊敬する。

ЕСБの革命

姉ちゃん程、尊敬できる人はいない。

姉ちゃんはこの世で大事で尊敬できる存在だ。

何故なら、僕がロシア留学した際に、僕に気を使ってくれた姉ちゃんだから。

そんな僕もロシア留学してから1年が経ち、今ではロシア人とも屈せずに話せる環境が整った。

当然、姉ちゃんは普段は日本で働いている。

姉ちゃんが働いている職場はロシア・イラン情勢に関わる研究をしているからだ。

勿論、その仮で僕はロシア留学するようになったが…、


********


「А ты это сегедня на русская новости? (ところでお前は今日のロシアニュース見ている?)」


僕はロシア語で今日のロシアニュースの件をミハイルに話した。


「О да. У Мой знаю есть на говорите. (うん、俺の知っている限りで話すよ。)」


と、今日もいつもの通り、ミハイルとの話をしながら、電子構文に関するレポート書類提出をしている。

僕がロシアに留学したのは姉ちゃんの仕事付き合いのみでなくロシア語を勉強してアメリカの影響を受けないロシアやイランのメディアを聞き取る仕事をしなければならない使命があった。

同時に、電子構文(プログラム)の安全性をより強固にするために、ロシア語やペルシア語を混ぜて電子構文や暗号鍵(パスワード)をそれらの言語で導入する為に色々試している。

僕はミハイルと話を終えて、姉ちゃんと国際電話した。


「もしもし、姉ちゃん。」


「おはよう。浩二郎。私は今、イランの情報を得ているよ。」


「あぁ、それはそれでよかった。ところで姉ちゃんは元気?」


姉ちゃんとは電話もするけど、ロシアに来るたびに生であっている。

姉弟は大人になっても疎遠になり難い事から留学してもこうして共に暮らせる状況なら僕も安心出来た。


「うん、私は元気。寧ろ、ロシアやイランの情報で様々な健康法の記事とか読んでいるからそれを実践しているから安心して…。」


「了解。で、姉ちゃん。イランやロシアの記事で何か気になった記事があるか?」


姉ちゃんはロシアやイランの情報を用いた健康法を実践している。

無論、何が良いか何がいけないのかは姉ちゃんも相当考えているらしく、僕にそういった知識を教えてくれる。


「うん、浩二郎。実は、サウジアラビアの王族の一部が大量逮捕されたらしいよ。その報道をイランラジオやラジオスプートニクでそれが伝わった。これから露周日日新聞でその記事を掲載する準備をするの?」


「うん、姉ちゃん。凄く元気で何よりだよ。そして、サウジアラビアの王族が捕まったニュースならロシアの朝の1面で報道したから詳しく報道しなくてよいよ。」


「もぉ~。浩二郎ったら。実は私のお臍やお尻が凄く好きな癖に…。」


「おい、そういうことを表立っていうなよ。姉ちゃん。」


姉ちゃんはいい年なのに良い意味で子供っぽく、賢いな。

僕は姉ちゃんに負けないようにロシア語と電子構文のレポートして提出しようと思った。


姉ちゃんは、凄く優しく楽しい人だと、安心した僕だった。

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