番外編その三十五 「審議拒否」
1
秘書さん
「野党の審議拒否も困ったモノですね。おかげで法案がサクサク通りますが……」
小池さん
「本当よね~。あいつらがサボっているおかげで、”なぜか”マスコミも私たち公務員に向かって『税金ドロボー!』って叫ばなくなったからね。もはやそれしか野党の存在意義を見いだせないけどね」
2
秘書さん
「財務次官のセクハラ問題でもう少し喰いついてくると思っていたんですが、意外とおとなしく引き下がりましたね?」
小池さん
「そりゃ、○国の機関誌目本支部である『
3
小池さん
「元々あのセクハラ問題は半目タイムズが財務次官にハニトラしかけて、あわよくば責任問題で財務大臣を辞めさせようとした○国の策略よ。でもね、ハニトラっていうのはセクハラという概念のない○国の中でしか通用しないのよ。それを半目タイムズの上層部は馬鹿だからさ、○国の言われたとおりにやって、女性記者の訴えもガン無視して、かえって半目タイムズの主筆から役員は、セクハラに『見
秘書さん
「……なるほど、財務省に向かって
4
小池さん
「それに今、○国は労働節で長期休暇に入るからね。使えない無能野党や役立たずの猿山マスコミの半目タイムズにかまっている暇はないのよ」
秘書さん
「だから野党議員や半目タイムズの主筆以下役員連中は、猿のように顔とお尻を真っ赤にして『今に見てろ!』とぶつぶつ言いながら、おとなしく巣穴に引きこもっているというわけですか」
5
小池さん
「野党がいぬ間の何とやらよ。今のうちに来年の分までの法案を通しちゃいましょうよ。そうすればあと一年は惰眠をむさぼれるわ」
秘書さん
「むしろ総理が今までサボっていたおかげで、数年分の法案が
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