番外編その二十九 「ざる・ころ問題」

 秘書さん

「結局、野党が一年以上騒ぎまくったあげく、クソど~でもいい結末に落ち着きましたね」


 小池さん

「いいんじゃない? 野党はとりあえず一年分は仕事したって支持者に胸を張って言えるし、その支持者もあたしらがいじられたことで、今の不遇な生活の鬱憤うっぷんを多少なりとも晴らせたんだから、むしろWIN-WINね」


 秘書さん

「これからの野党の動きはどうなるのでしょう?」


 小池さん

「さぁ? もともとあいつらは宗主国である○国様が命令しない限り何もしないわよ。コッパ議員どころか味噌地方の名古屋市長が


『玉すだれなんて本当に実在したのか?』


ってつぶやいただけで、あいつら全人民14億総動員で騒いだくせに、今回の『ざる・ころ問題』に至っては半島含めて『一っっっっ言も』コメントを出していないからね。本当、不純、単純、バレバレよ」


 秘書さん

「すでに宗主国からの命令がない《味噌バター党》を筆頭に分裂騒ぎが起きていますね」


 小池さん

「下手打ったら名前を変えて、『そうでしたっけ、オホホホホ!』って知らぬ存ぜぬするのがあいつらの常套手段だからね。でもそろそろ党名のネタも尽きる頃でしょう?」


 秘書さん

「ひょっとしたら新党名として『坦々味噌バター豚骨メンマ党』って名付けるかもしれませんよ?」


 小池さん

「う~ん、なぜか頭にひらめいた党名が


『自由社会のこころ! 民主立憲を進める維新社会を希望する党!』


って変な名前なんだけど、こんな党、目本にあったかしら?」

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