番外編その二十八 「総裁選挙」

―― 首相官邸裏 ―― 

 “壁ドン!”

 小池さん

「あんた、議員年金未納や補助金企業からの献金疑惑、さらにキャバクラで遊んだ分を経費で落とそうとしたことを『たんたんしんぶん』にすっぱ抜かれておきながら総裁選に出馬するだってぇ~?」


 ハ○シさん

「オ~! ミスユリコ、クレ~バ~! プリ~ズ!」


―― 首相官邸裏 ―― 

 “壁ド~ン!!”

 小池さん

「しょせんお前は親父さんと叔父様の七光りどころか十四光りのくせに、未だ確実に当選できる駒としての役割どころか、足が地に着いていないフワフワした主義主張くり返しやがって! そんなお前が総裁になって何やるんだっゴラぁ!」


 イ○ハラさん

「こ、小池総理、む、胸ぐらをつかまないでく、ください。マ、ママにだって掴まれたことないのに~!」


―― 首相官邸裏 ―― 

 “壁ドォォ~~~ン!!!”

 小池さん

「2XX8年の総裁選において、てめぇはドベ最下位の5位であたしはダブルスコアの3位。上がいなくなったから『ポスト小池』とか『次期総裁』などと浮かれて問題発言連発しているけどよぉ~、ちったぁその脂肪一重まぶたを限界まで見開いて現実見ろやぁ~。あたしがちる時はてめぇも道連れだからなぁ~! わかっているのかぁ~ああん?」


 イ○バさん

「な、何をおっしゃいますぅ。このイ○バ、議員生命尽きるまで我が醤油拉麺党と小池総理の為、馬車馬のごとく尽力する所存ですよ、ハハハ……」


 衆議院議長

「小池ユリコ君を本院において第XX代内閣総理大臣に指名することに決まりました」


 小池さん

「まさか総裁選の立候補者ゼロで再び内閣総理大臣に選ばれるとはね……。今企業の間で人手不足が騒がれているけど、我が醤油拉麺党においては人材不足なのかしら?」


 秘書さん

「出てくる芽は徹底的に叩きつぶす、ある意味、とても目本らしいですけどね……」


※このお話はフィクションです。

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