三噺
「ほら、魔王様なら一捻りでしょう?」
「フッ、無論そうだ。たが!こんな雑魚ごときに我が行くのも過剰戦力であろう。故に、側近に譲ってやろう!」
「いえいえ、
「いやいや、側近が!」
「魔王様が、是非に!」
▶壁にへばりつく"黒き漆黒の名前は言ってはいけないあの虫"をチラチラ見ながら言い合う魔王と側近。
「早く逝ってください!」
「お前ッ!文字が……って!」
▶イライラがピークに達した側近魔王を蹴り飛ばした。
「飛んできたァアーー!!」
「このッーーー!」
▶その反動により、"名前は言ってはいけないあの虫"がその羽を小刻みに動かし飛び立つ。
「エクスプロージョン!!」
「いや、威力強すぎであろう!」
▶名前は言ってはいけないあの虫は消滅し、魔王城の執務室も共に消滅した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます