第6話 藤原楓の話
相当やばい状況だけど、私は営業じゃないし、なんの足しにもならない。しかし、会社は緊迫した状況なので、一先ず私は社長に、
「なにやら大変そうなので、しばらくお休みしてほうがよいでしょうか?」と尋ねてみると、あっけなく
「そうしてくれると助かるよ。また9月頃から仕事が増えたら、来てもらうかもしれないので、それまでに連絡するよ。」
と、あっさりいわれてしまった。 高時給の好条件なバイトだったのに、本当に悲しいけど、私の利害どころじゃないから、当面自宅待機となった。
社長は真面目だから、8月終わりに電話くださったが、やはり会社が大変だから、このまま辞めていただきたい、と言われ、私の夢のようなバイト生活は終わりを告げた。
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