ラッキー7ってなんだろうね?な、7話
しおりが最後のページに挟まって返ってきた
最後まで読んでくれたようだ
「泣いたのね」
君の目の周りが少しだけ赤くなっていて
君の雰囲気も少し変わっていた
きっと、誰も気づかないくらいの変化だけど
私はそれに気がつくことができたよ
そして、何も見えていない君が
こんな紙にインクが乗ったものに心を左右される人間だと知ることができたよ。
ねえ、君は
自分は幸せになんか興味がないって顔をしているけど
君にはちゃんと心があるよ。
君と同じものを見ようのしていたけれど
今度は私の番ね。
私がみる世界を君に分けてあげる。
私の本を色々貸してあげるから
一緒に幸せを探しましょう。
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