ずっと慎重に秘匿して教える相手も限定してきてたのに、
この章に入って突然の大公開大判振る舞いに戸惑いしかありません。。。
王女救った報酬は実質的に無いどころかマイナスだし、
主人公は時間も居場所も行動も何もかも縛られ、魔法修行も滞り、楽しく無さそう。
そのうえ、貴族同士の争いや、今度は養子ですか。
また、師匠や魔法使いの里にとって、今の主人公は同胞と言えるのでしょうか?
作者からの返信
Feyn様
ご意見ありがとうございます。
『突然の大公開大判振る舞い』
姉たちに教え、エドワルダに教えるなど、秘匿と言いつつ魔法を教えるなど、脇の甘さは以前からあります。
賢く立ち回っている風でも、そこまで完全な立ち回りをしている完璧人間として描いていないつもりです。
『報酬は実質的に無いどころかマイナス』
立場がものを言う世界だとブリッツェンは十分理解しています。自身も嫌だと思いつつも、立場を利用できる場面では利用してきています。それくらい、立場が上の者の言葉は重いのです。
なので、上流学院に入学させることが褒美だと言われたら、内心で毒づきつつも、甘んじて受け入れるしかありません。これは『養子』にも言えることで、仕方のないことだと割り切って受け入れるしかないので、一切の不満もアルトゥールに対して口には漏らしていないはずです。
『楽しく無さそう』
それでも受け入れるしかありません。
ブリッツェンが天涯孤独の身であれが、魔法を使って逃げたでしょう。しかし、家族がいる身なので、自身の逃亡で家族に迷惑がかかることを恐れるあまり、結果はどうあれ最善だと思われる行動をしました。それが自分の首を絞めることになりましたが、それはそれとして現実を受け止めているのです。
それもこれも、貴族社会という立場がものを言うことが原因です。
ですが、これに関してはもう少し『貴族社会の厳しさ』を描写すべきだったと反省しました。
『同胞と言えるのでしょうか?』
師匠らがどう思っているかは別にして、ブリッツェンは同じ”魔法使い”であることから、勝手に仲間だと思っています。
このような自己中心的な考え方は、以前から垣間見えていたかと思います。
このようなことを書いてよいのかわかりませんが、敢えて書きます。
私が初めて書いた小説なので、物語の抑揚の付け方がわからないながらも、この章は今後のために主人公が辛酸を嘗めるように書きました。
元々この物語はこの章が序盤にくるようにプロットを組んでおり、それまでの82話は本来10話くらいで軽く流す予定だったのです。
私が素人なせいでダラダラ書いてしまい、物語の作り方がおかしくなってしまっているのが原因なのでしょう。いつしか日常系な感じの作品となってしまいましたが、『常に成功』『万事が万全』といった物語を書いているつもりはありません。
これは作者である私の考えですので、それが上手く伝わっていないのは私の不徳の致すところです。
また、『主人公が常に楽しく生活している場面だけがみたい』と思われているのであれば、そう思われるような序盤を書いてしまったがために、そのような固定観念が植え付けられてしまったのでしょう。
この作品では既に修正不可能なので、次回作以降は、変に固定観念を持たれないように書きたいと思います。
Feyn様のご希望に添えない作品で申し訳ございませんでした。
色んなコメントを付けている方がおられますね。私は面白いと思います。作者さんは、書きたいように、お書きになったら良いと思います。トントン拍子の無双物は、他にいくつもあります。それを探せばいいと思います。
作者からの返信
Nomore様
拙作は、もともとが読んでくださる方が少ない目立たない作品で、運良くランキングの上位に上がってしまったがために、多くの方の目に触れるようになったのです。
その結果、あまりいただけていなかったコメントが頂けるようになったので、私としては素直に嬉しいです。
批判的な意見が出ることも当然だと思っています。
私は自分から読者側に質問をする程悩む事はありますが、それは物語の速度や会話量などで、『物語自体をどうるべきか』は絶対に聞きません。物語そのものは自分の考えで創っているからです。
なので、物語に批判的な部分に対しては、そう書いた理由が説明できるので、反論します。
説明ができない、または上手く読者側に伝わっていないのであれば、手直しなり、反省して今後に活かします。
批判的なコメントでも、私が気付けることもあるので今は受け入れられてます。
あまり増えると豆腐メンタルな私は崩れてしまいますが……。
面白いと言っていただき、励ましのお言葉までいただけて感謝です。
ありがとうございました。