オオカミの城攻め
タキは、港町インバの攻撃を始めた
町にはウサギの国で最も頑健な城壁と門がある
タキは城門への攻撃を命令した
矢を盾で防ぎながら大きな丸太によって城門へ突撃する
ウサギ統領のメヒジの檄が飛ぶ
ウサギ族の反撃も必死であった
種族の生存がかかっている
戦いは長引く事が予想された
しかし、メヒジには気になっていた
オオカミ族は農業の町クラナの砦を落とした際に、
梯子を使っていたが、今回は使っていない事を
一方で、ヤロの部隊の元に
別動隊として桟道の町カラへ行っていたウサギ隊長のワコカが帰ってきた
予想より早かった
ワコカが報告する
『カラの町は占領しました
桟道の破壊完了しています
ウサギ族の捕虜はいませんでした
前線に近いクラナへ移動した後でした
大変です、このままでは直ぐにインバが落ちます』
ヤロが港町インバに関する話を聞き返した
ワコカは答える
『オオカミ300が船でインバに向かっています』
港と城壁の両方から攻められれば、港町インバは落ちるだろう
町には、500人の部隊がいるが、
3000人の女性や子供、年寄りがいた
すぐに足の速い100人のウサギ族の部隊が編制され
インバの町に向かった
港町インバのウサギ族の民3000人を逃がすために
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