オオカミとウサギの部隊
ヤロは軍隊を再編した
統領メヒジの指示の元、ウサギ族の部隊も彼の指示に従った
ヤロはウサギ族の弓矢を大きくした
そして、2つの部隊に分けた、これは交互に打って連射するためだ
急造のウサギ族の部隊が1500人
オオカミ族の傭兵が200人
港町インバに500人の守備隊を残し
オオカミ族と対峙している農業の町クラナの救援に向かう
クラナの町の中心に砦がある
そこには、ウサギ族の部隊300人が立て籠り戦ってた
しかし、タキは梯子を作ると、この砦も簡単に落としまった
その後の、クラナの奴隷であったオオカミ族がとった行動は残忍であった
タキの群れはそのまま、ウサギ族の最後の町インバへ向かった
その数は2000人
みな戦意は高かった
そして、
ヤロのウサギ族とオオカミ族の混成部隊の1200人が
クラナとインバの中間地点の平原で対峙した
ヤロの部隊は、タキの群れに矢を射かけた
オオカミ族は大きな盾でそれを防いだ
そして、槍を投げようとした時
オオカミ族の眉間を矢が貫いた
矢は絶え間なく撃たれていた
槍を投げる事が困難なほどに
たとえ、何とか槍を投げてもウサギ族には届かなかった
弓の射程も長くなっていた
槍を投げるそれでは、及ばないほである
タキはウサギ族の軍隊の中にオオカミ族がいる事に気が付いた
そして、ヤロの事を思い出した
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