第6話 酸系統添加物 A 

 調べたら滅茶苦茶多かったので一部紹介、B、C、D・・・・と続く予定。

 とりあえず一言で言うなら大量摂取でガンなど、死に繋がるリスクのある物が大半なので出来るだけ避けること推奨


1、亜硝酸ナトリウム(Na)、次亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄、ピロ亜硫酸力リウム及びピロ亜硫酸ナトリウム(以下「亜硫酸塩等」という

 亜硝酸NaのADI(1日摂取許容量)は「0.06㎎以下×体重(kg)/日」

 発がん性などの危険があると言われる食品添加物、亜硝酸ナトリウムを添加する。

 これによりいつまでも美味しそうな色を保つことができます

 ハム、ソーセージ、ベーコン、コンビーフ、いくら、すじこなどに使われる。

 強い毒性があり、吐き気、下痢、貧血、中枢神経麻痺などの原因になる。遺伝子にキズをつける。

  魚に含まれる第二級アミンと結合してニトロソアミンという強力な発ガン物質になる。

アメリカではベビーフードへの使用禁止。現在は全面禁止も検討されている。

 亜硝酸Naは食肉に含まれるアミンという物質と結びついてニトロソアミン類という発がん性物質に変化します。国内では特に魚卵は厳しい基準になっている。


ニトロソアミン類はいくつか種類があり動物実験ではありますが、代表的なN-ニトロソジメチルアミンを飲料水やエサに0.0001~0.005%の低濃度で混ぜてラットに長期間与えたところ肝臓や腎臓にガンを引き起こしました。


またこれも動物実験ですが亜硝酸塩(亜硝酸Naは亜硝酸塩の1種)とアミンを投与した実験では胃の中でニトロソアミン類ができてガンが発生しています


政府の見解

硝酸塩は体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

硝酸塩が与える影響とそのメカニズムについて解説いたします。



硝酸塩は、我が国では、食品衛生法に基づき、食品添加物としてチーズ、清酒、食肉製品、鯨肉ベーコンに使用が認められています。

品名 分類 使用基準

使用できる食品等 使用量等の最大限度

硝酸カリウム 発酵調製剤

発色剤 チーズ 0.20g/L(原料に供する乳1Lにつき)

硝酸ナトリウム 清酒 0.10g/L(酒母1Lにつき)

食肉製品

鯨肉ベーコン 亜硝酸根としての最大残存量

0.070g/kg→添加物使用基準リスト(全体へ)((財)日本食品化学研究振興財団のページ)〔外部リンク〕

硝酸塩は、通常摂取する程度では、それ自体は特に人体に有害なものではありません。しかし、ヒトの体内で還元され亜硝酸塩に変化すると、 メトヘモグロビン血症や発ガン性物質であるニトロソ化合物の生成に関与するおそれがあるということが一部で指摘されています。

しかし、生体内における硝酸塩から亜硝酸塩への転換のメカニズムは複雑です。食物に含まれる硝酸塩が転換されるばかりでなく、生体内の他の窒素含有化合物(アンモニア、ヒドロキシアミンなど)が酸化されて硝酸、亜硝酸塩が生成されることなどから、食物由来の硝酸塩のうちどのくらいの量が亜硝酸塩に転換するのかは、はっきりとしていません。

→硝酸塩の体内での代謝

→乳児のメトヘモグロビン血症


硝酸塩の摂取と発がんについての研究も各国で実施されているところですが、 FAO/WHO合同食品添加物専門家会合(JECFA)は、硝酸塩の摂取と発がんリスクとの間に関連があるという証拠にはならないと言っています


 絶対に危険かどうかは確証できないとしても、危険な可能性が高い物質であることは間違いない。

 ベーコンやハムは毎朝朝食でとか、毎日夜に晩酌でちょっとベーコン焼きとか、という人はなるべく避けるように。

 少々値段はしますが、亜硝酸ナトリウム(Na)が入っていない物が売られています。


2、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム及びソルビン酸カルシウム


細菌やカビの発生・増殖を抑える働きがあるため腐敗防止として多くの食品に使われる保存料です。

かまぼこ、ちくわ、はんぺん、ハム、ソーセージ、漬け物、佃煮、イカの燻製、ワイン、チーズ、あん類、果実ペースト、クリーム、大福などの和菓子、果汁、ジャム、シロップなど

 

食べ物には食べ合わせがあるように、食品添加物にもあります。

特に悪名高いのは上記の「亜硝酸塩」との組み合わせです。

この2つを同時に摂取すると化学反応を起こし強力な発がん性物質が生成します。


ハム・ソーセージ・などの加工肉は、まさにその両方が使われているケースが多いので注意してください。


ソルビン酸Kの毒性

ソルビン酸Kは細胞の遺伝子を突然変異(変異原性)させたり、染色体異常を引き起こすことが分かっています。変異原性はがんの発生と関係があります。


動物実験では

ラットに、体重1kgあたり4.2gのソルビン酸カリウムを投与したところ約半分がラットが死亡した。


ADI 0 ~ 25 mg


JECFAでは0(取らなくてもいい)の添加物が存在します。その一種類、この時点で毒性が強いことがわかる。


ワインはまだ酸化防止剤Cが入っている方がまだ安全(気持ち的には)か、酒飲みは要注意(つまみでチーズなど食べると仮定すれば恐ろしい)


ハムやソーセージは少し高くなるが入っていない物を購入推奨(他の物にも言えるが)。


3 アスコルビン酸 


ペットボトルのお茶やジュース、パン、飴、肉、野菜など、たくさんの加工食品に添加されています。


ビタミンCというと健康にとてもよさそうですが、ほとんどが栄養強化の目的ではなく、主に酸化防止剤として食品の酸化を防ぐために使われる食品添加物です。


アスコルビン酸には、L-アスコルビン酸とD-アスコルビン酸があり、酸化防止作用があるのはL-アスコルビン酸


D-アスコルビン酸 調べても出てこない。WIKIはあるけど、なぁ・・・。どうやら中国では業者から質が悪いと言われてるそうで、あまり使用例がない

 添加物の質ってなんだろうか・・・・・・。


合成ビタミンCの原料は、とうもろこしやジャガイモなどのでんぷん質から化学合成され、ぶどう糖(グルコース)、ソルビトールに変換され、最後にL-アスコルビン酸を生成します。


アスコルビン酸には、L-アスコルビン酸とD-アスコルビン酸があり、酸化防止作用があるのはL-アスコルビン酸です。


遺伝子組み換えの心配


工業製品としてつかわれる、とうもろこしやジャガイモのほとんどは、アメリカからの輸入される遺伝子組み換え作物が使われていると言われています。


実際に日本のとうもろこしの9割以上はアメリカからの輸入で、そのうち8割が遺伝子組み換えということを考えると遺伝子組み換えの可能性は高いです。


胃の不快感、吐き気、軽い下痢などを引き起こすらしいですが、基本的には起こらないとのこと、


 天然と何が異なるか


天然由来 ビタミンC以外にも他の有効成分が入っているため、同量のビタミンCであれば合成よりも天然の方が働きが良い


合成 合成品のほぼ100%がビタミンCなので含有量が多く、少ない量でたくさんのビタミンCを補給できる

・天然品よりも価格が安い


これはあまり気にしない方がいいかもしれませんね


4・安息香酸ナトリウム


ジュースによく入っている物で有名どころではリポビタンD、ファンタグレープ、ドクペなど

安息香酸ナトリウムは食品の腐敗を防ぐための防腐剤として使われ、細菌やカビといった微生物の繁殖を抑える力がありますが、その反面非常に強い毒性を持っています


動物実験より


モルモットの餌に安息香酸ナトリウムをそれぞれ2%~5%の比率で加え約1ヶ月与えた。


5%では

実験中に尿失禁、痙攣などの過敏な反応を起こしてすべてのモルモットが死亡。


2%では

体重が減り、あきらかなる食欲低下が起こった。


次に犬に対する実験では、

安息香酸ナトリウムを体重1kgに対して1g以上混ぜ250日間与えたところ

運動失調、癲癇、痙攣など発症し、同じく死亡した。


これらからわかるようにかなりの強い毒性を持つ


ADI 安息香酸 0 ~ 5 ベンジルアルコール,ベンズアルデヒド,酢酸ベンジル, 安息香酸,及び安息香酸のナトリウム,カリウム,カルシウム塩グループADI;安息香酸として。


安息香酸ナトリウム 安息香酸は香料として使用の場合、現在の摂取量では安全性の懸念はない。(2002年59回会議)


ソルビン酸同様、安息香酸ナトリウムはビタミンCとの科学反応を起こし発がん性物質であるベンゼンに変わります。


例えば栄養ドリンクと市販のお茶(酸化防止剤としてビタミンCが添加)一緒に飲んだ場合

「胃で科学反応を起こしてベンゼンを生成するのでは・・・・・・」と疑問に思うが、実験されたケースがないため実際のところはわからない


回収騒動について

2006年3月に、イギリスで安息香酸(安息香酸Naは、安息香酸にNa=ナトリウムを結合させたもの)と酸味料、及び酸化防止剤のアスコルビン酸(ビタミンC)の両方が添加された清涼飲料水からベンゼンが検出され、回収騒動が起きた。


「これを機に、日本の清涼飲料水を消費者連盟が調査したところ、ある清涼飲料からは1リットル当たり1.7μg(μ=100万分の1)のベンゼンが検出され、ある絶倫系飲料からは7.4μgが検出された。添加されている安息香酸Naとアスコルビン酸(ビタミンC)が反応したものと考えられます」


厚生労働省は同年5月、国内で流通する安息香酸とアスコルビン酸(ビタミンC)が添加されている清涼飲料水のベンゼンを分析調査した結果、31銘柄のうち、1銘柄から日本の水道水の基準値およびWHOの飲料水ガイドライン値(10ppb)を超えるベンゼンが検出された。その製品に対して、自主回収と成分の見直しを要請している


とりあえず、飲まないこと推奨、飲む場合は食事と一緒、駄菓子やスナックと一緒は絶対NG。単体のみで飲むこと。


今回はここまで、


 どれも体に悪すぎて何とも・・・・・・。









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