第5話 人工甘味料 子供のいる方、健康を気にしている方は必読
ジュース類の表示を見てみると必ずといっていいほど入っているであろう甘味料。
ジュース美味しいですけどね。体に悪い・・・・・・。
アスパルテーム(合成甘味料)
清涼飲料水、ガム、アイスクリーム、ゼリーなど。
アスパルテームは、糖ではなく2つのアミノ酸(フェニルアラニンとアスパラギン酸)を主成分としたペプチドであり、砂糖に比べてカロリーは低いですが、160~200倍の甘味を持つ
フェニルアラニンですが、肝臓でチロシンに変換され、ノルアドレナリンやドーパミンなどの興奮性の神経伝達物質を作り出し脳細胞を過剰に刺激し、精神を高揚させたり、血圧を上げるといった作用
アスパラギン酸 タンパク質の合成に使われるほか、尿の合成を促進する作用があります。尿として排泄されるアンモニアは、体内で循環系に入ると毒性を発揮しますが、アスパラギン酸はこのアンモニアを体外に排除し、中枢神経系を守るのを助けます
アスパルテームの一日許容摂取量(ADI値)
40mg未満/体重kg
体内生成メタノール量
摂取アスパルテーム量の約10%
⇒アスパルテーム2,000mg摂取すれば、メタノール生成量200mgとなる。
体内メタノール毒性出現量
メタノール500mg/kg体重以上
⇒ダイエット飲料約20本摂取で、毒性出現
摂取し過ぎによるさまざまな副作用
ポリープ発生。
「目に奇形」(統計的にも有意差)
「視力障害 」
「体重減少(多くの実験で確認)」
「骨格異常」
「内蔵異常(肝臓、心臓、胃、副腎などの肥大)」
「脳内伝達物質に変化」
「脳障害児(妊婦がとると生まれる恐れ)」
「分解毒物性の不安」
「パーキンソン病」
「頭痛」
「眩暈」
「不眠症」
「鬱」
など等・・・・・・。
アスパルテームはインスリンとレプチンの放出を急激に促進します。
これらのホルモンは、脂肪の燃焼と満腹感をもたらすため新陳代謝を制御してしまい、結果、肥満体となってしまうことがあるとのこと。
アスパルテームの中のメチルエステルはメチルアルコール(メタノール)に変わり、体内の代謝過程でホルムアルデヒドに酸化され有害物質である蟻酸へと生成されます。
蟻酸生成速度が蟻酸代謝速度を上回り、これらが体内に蓄積されることで、上記障害を起こすと言われています
週に一度飲む程度ならあまり危険性は見受けられないものの(絶対に飲まないが一番いいですが、多分難しい)大人は自制が利きますが、子供はそうもいきません。そんな毎日飲んで飽きないのと言わんばかりに飲みますのでできゆる限り子供のころにはジュースをあまり買ってあげないように。
スクラロース アスパルテームに次ぐくらいよく見る
含まれる食品はアスパルテームと同じ。
アスパルテーム、スクラロースのどちらかが入っていることが多い。
ADI 15 mg/kg体重/日
摂取し続けることで懸念される代表的な副作用として以下。
「成長の遅れ」
「赤血球の減少」
「甲状腺の働きの衰え」
「マグネシウムとリンの欠乏」
「肝臓・脳の肥大」
「肝臓細胞異常」
「卵巣収縮」
「脳腫瘍の増加」
「リンパ腫を起こす」
「白血病を起こす」
「白内障を起こす」
など等、
スクラロースは1999年に認可された添加物で砂糖の600倍の甘みがあり使用量が少なくてよいため、ダイエット甘味料として多くの加工食品に使用されています。
このスクラロースは「新しい農薬」を開発中に偶然発見された添加物でショ糖(砂糖)の3つの水酸基を塩素に置き換えて作ります。
ショ糖は有機化合物でそれに塩素が結合しているのでスクラロースは有機塩素化合物(オルガノクロライド)になります。
オルガノクロライドは自然界にはほとんど存在せず、広く知られているものとして
農薬のDDT(毒性が強い農薬)
環境ホルモンのPCB(ポリ塩化ビフェニル)
猛毒のダイオキシン
などがあります。
厚生労働省が食品添加物として認可したオルガノクロライドはスクラロースが初めてでしかも唯一のものです。
動物実験
妊娠したウサギに体重1kgあたり0.7gのスクラロースを強制的に食べさせた実験では親ウサギが下痢を起こしそれにともなう体重減少があり死亡や流産が一部で見られたという結果もあります。
・ラットに一日あたり2000mg/kg(体重)を与えるとDNA損傷が誘発された
また、スクラロースは非常に分解されにくい化学物質で人間の体内にとりこまれた場合全身に回ってホルモンや免疫システムを乱す心配がある
スクラロースの使用限度
使用基準
スクラロースの使用量は、
生菓子及び菓子にあっては、1kgにつき1.8g以下(但し、チューインガムにあっては、1kgにつき2.6g以下)
ジヤムにあっては、1kgにつき1.0g以下
清酒、合成清酒、果実酒、雑酒、清涼飲料水、乳飲料及び乳酸菌飲料(但し、希釈して飲用に供する飲料水にあっては、希釈後の飲料水)にあっては、1kgにつき0.40g以下
砂糖代替食品(コーヒー、紅茶等に直接加え、砂糖の代替として用いられるもの)にあっては、1kgにつき12g以下、その他の食品にあっては、1kgにつき0.58g以下でなければならない。但し、特別用途表示の許可又は承認を受けた場合は、この限りでない。
厚生労働省行政情報
コーラだと15缶くらい飲めばと書いてあるサイトがありましたが、小分けすればいくらでも飲めてしまうけど・・・・・・。
酒に関して言えば、容易いですね(笑)ま、入っているの見かけたことありませんが。
こちらも同様に単体で摂取すること。
アイスや飲料水は夏場取りすぎてしまうことがあるので留意しておく。
アセスルファムK(カリウム)
上記二つよりは見ませんが、それでもよく見かける。最近増えてきたと感じるけど・・・・・・果たして。
ショ糖(砂糖)の約200倍 アセスルファムk(カリウム)は人工甘味料の一種で、酢酸を原料としてつくられています。他の合成甘味料のお助け役として使用されることが多く、サッカリンやアスパルテームなどとよく一緒に使われています。海外ではアセスルファムkといえばサネット(ブランド名)というくらい有名な会社もあるほど
200倍の甘みがありアスパムテームよりも安くてコストが抑えられるとい特徴があります。
アセスルファムKが危険と言われる理由は製造過程で発がん性物質である塩化メチレン(ジクロロメタン)が溶媒として使われる場合があり、一部では塩化メチレンの残留を不安視する声が上がっています。
塩化メチレン
国際がん研究機関(IARC)の発がん性リスク評価でも、2014年にGroup2B(ヒトに対する発癌性が疑われる)からGroup2A(ヒトに対する発癌性がおそらくある)に昇格された危険性が高い物質です。
塩化メチレンは体内で消化することができず残留してしまうので、毎回の摂取が微量であっても長期的に考えると
安全とは断言できません。
心配される副作用
「うつ病」
「吐き気」
「頭痛」
「肝疾患」
「腎疾患」
「発がん性」
主にアセスルファムkの成分である塩化メチレンがこのような副作用を心配される原因になっている
動物実験
犬に0.3%、1%、3%のアセスルファムKを含むえさを2年間食べさせた実験では
0.3%群でリンパ球が減少し、3%群では肝臓障害の際に増えるGTPが増加したという結果が出ました。
動物の結果が人間に直接当てはまる訳ではありませんが塩化メチレンの問題と合わせてアセスルファムKは危険という意見が多いです。
ADI 1,500㎎(1.5g)/kg体重/日
最近出たためか、あんまり情報不足というのが正直なところ。
体に悪いのは分かりますが(笑)
これら三つが主な甘味料です。一昔前はサッカリンという甘味料(ショ糖700倍)がありましたが、探す方が困難になってきていますね(笑)
とりあえず、炭酸飲料などはできるだけ避ける。
飲む場合は単体で飲むこと。どこかの章でも書きましたが、これら科学調味料は体内で処理して外に排出するのに時間がかかるため、一日一本ではなく、3日に一本など、出来るだけ時間置くことに留意すること。
子供には与え過ぎない。薬物と同じで、舌が麻痺してきます。味の濃い物でないと味がわからなくなったりなど、悪影響しかないので。
追記
果糖ぶどう糖液糖 正式名称は「高フルクトース・コーンシロップ」といい別名異性化糖
ブドウ糖果糖液糖は人工甘味料で大量に摂取し続けるといずれは糖尿病になる確率が非常に高くなります。糖尿病だけでなくガンになる確率も上がります。
味覚の感覚が可笑しくなる。甘い物、特にこの果糖ぶどうは白砂糖よりも安価で尚且白砂糖よりも甘い為、味が濃いものを食べなければ味が感じ取れない危険性があります。
「高フルクトースコーンシロップ」という名の通り
トウモロコシから作った高果糖の液という意味です。(※フルクトース=果糖)
その生成方法は、トウモロコシのでんぷんを科学的に分解してぶどう糖の液にします。
そして、そのぶどう糖液糖を酵素またはアルカリと反応させ、ぶどう糖より甘味の強い果糖に変化(異性化)させ作り上げます。
異性化糖は食品に添加する際、日本農林規格(JAS)で以下のように制定されている。
・ぶどう糖果糖液糖
┗果糖含有率(糖のうちの果糖の割合)が 50% 未満のもの。
・果糖ぶどう糖液糖
┗果糖含有率が 50% 以上 90% 未満のもの。
・高果糖液糖
┗果糖含有率が 90% 以上のもの。
・砂糖混合異性化液糖
┗上記の液糖に 10% 以上の砂糖を加えたもの(その液糖がブドウ糖果糖液糖なら砂糖混合ブドウ糖果糖液糖)。
(※日本農林規格 (JAS)引用)
遺伝子組み換えの危険
このトウモロコシのほとんどがアメリカから輸入されています。
アメリカのトウモロコシ事情として実に85%以上が”遺伝子組み換え”であることから、日本で使われている果糖ぶどう糖液糖などの異性化糖を使った商品は高い確率で遺伝子組み換え食品ということになります。
遺伝子組み換え食品は長期間食べ続けた場合どうなるか全くわかっていないのでとても危険です。
もっとも懸念される病気はとして、ガン・腫瘍・アレルギー・不妊症などと言われています。
特に子供には絶対に摂らせたくはありません。
しかし厄介なのは、甘味料について遺伝子組み換え食品の国が定めた表示義務は成分が分解されていれば、表記する必要はないとしています。
なので、果糖ぶどう糖液糖などの異性化糖は原材料を分解して作られているので遺伝子組み換えのトウモロコシが使われているが、表示義務はありません。
主な原因として発生する症状は、
インスリン耐性
・肥満(メタボリック・シンドローム)
・糖尿病
・血圧上昇(高血圧)
・ビタミンとミネラルの枯渇
・心臓血管の病気
・肝臓の病気
・癌
・関節炎
・通風
等
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