第4話 防腐剤 安いもには大半、実際どうなの?


 防腐剤が入っている食品は? と自問すると、コンビニのおにぎりや弁当とマック? マクド? のハンバーガーが即座に浮かびます。

 

 そういえば(面倒なのでマクド統一)マクドが何かやらかしたのを最近聞きませんね(笑)


 さて、メリットだけ、先に書いておこうと思いますが、そりゃ、まあ、そうだな(笑)ってなると思います。

 賞味期限を延ばすこと。ここは当たり前かな。

 微生物の侵入・発育・増殖を防止して、腐敗・発酵が起こらないようにする。

 食中毒の危険性、腐らないようにするためワインなどの熟成を手助け、これによりワインやチーズまどの海外製品は長期間の保存が利くためそのまま美味しく頂ける(体にいいとは言ってない)


 食品を長持ちさせる・腐らせないという点においては優秀と言わざるおえない


 しかも、防腐剤がなければ誕生しなかった食品もあるというから驚きである。

 今では一度は口にしたであろうラーメン。女性が好きなカットフルーツ。

 それにピクルス。ワインに魚にチーズ、塩漬け肉にジャムやゼリー。ピーナッツバター。

 知らなかったです。


 まあ、ほとんど体に悪い物ばかりですが(笑)


 ラーメンやカットフルーツは個人的に出来てくれてありがとうと言いたいです。

 他はワインとチーズかな。って酒とアテの関係(笑)


 塩漬け肉なんて売ってるところあのかな? そこまで肉売り場に意識を向けたことなかったので今度じっくり見てみよう。


 防腐剤は食品以外にも使われており、パラベン(女性の方は目にした。聞いたことがあると思います。男性陣はあんまりかもしれませんね)化粧品の防腐剤。

 コールタール(建築に使用される木材などに使用される)


 パラベン。「食品」や「薬」「歯磨き粉」などにも含まれています。

 化粧品では薬事法により1%以下の配合が許可されている。

 パラベンは他の防腐剤に比べ、極めて少ない容量で殺菌・静菌の効果を発揮することから手に取る商品にはごく微量しかパラベンは含まれていません。

 また、急性毒性、皮膚刺激性、眼刺激性などの人体への影響が極めて小さく、日本やアメリカでは80年近く安全とされています。

 しかし、ごくわずかな一部の人はアレルギーを起こす可能性があることから、商品の成分として表示されています(ラノリンも同じように出ます


 随分脱線しましたが、ついに、ようやくデメリットのお話


 1、亜硝酸ナトリウム(Na)

 亜硝酸NaのADI(1日摂取許容量)は「0.06㎎以下×体重(kg)/日」

 発がん性などの危険があると言われる食品添加物、亜硝酸ナトリウムを添加するからいつまでも美味しそうな色を保つことができます

 ハム、ソーセージ、ベーコン、コンビーフ、いくら、すじこなどに使われる。

 強い毒性があり、吐き気、下痢、貧血、中枢神経麻痺などの原因になる。遺伝子にキズをつける。

  魚に含まれる第二級アミンと結合してニトロソアミンという強力な発ガン物質になる。

 アメリカではベビーフードへの使用禁止。全面禁止も検討されている。

 亜硝酸Naは食肉に含まれるアミンという物質と結びついてニトロソアミン類という発がん性物質に変化します。国内では特に魚卵は厳しい基準になっている。


 ニトロソアミン類はいくつか種類があり動物実験ではありますが、代表的なN-ニトロソジメチルアミンを飲料水やエサに0.0001~0.005%の低濃度で混ぜてラットに長期間与えたところ肝臓や腎臓にガンを引き起こしました。


 またこれも動物実験ですが亜硝酸塩(亜硝酸Naは亜硝酸塩の1種)とアミンを投与した実験では胃の中でニトロソアミン類ができてガンが発生しています


 政府の見解

 硝酸塩は体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

 硝酸塩が与える影響とそのメカニズムについて解説いたします。



 硝酸塩は、我が国では、食品衛生法に基づき、食品添加物としてチーズ、清酒、食肉製品、鯨肉ベーコンに使用が認められています。

 品名 分類 使用基準

 使用できる食品等 使用量等の最大限度

 硝酸カリウム 発酵調製剤

 発色剤 チーズ 0.20g/L(原料に供する乳1Lにつき)

 硝酸ナトリウム 清酒 0.10g/L(酒母1Lにつき)

 食肉製品

 鯨肉ベーコン 亜硝酸根としての最大残存量

 0.070g/kg→添加物使用基準リスト(全体へ)((財)日本食品化学研究振興財団のページ)〔外部リンク〕

 硝酸塩は、通常摂取する程度では、それ自体は特に人体に有害なものではありません。しかし、ヒトの体内で還元され亜硝酸塩に変化すると、 メトヘモグロビン血症や発ガン性物質であるニトロソ化合物の生成に関与するおそれがあるということが一部で指摘されています。

 しかし、生体内における硝酸塩から亜硝酸塩への転換のメカニズムは複雑です。食物に含まれる硝酸塩が転換されるばかりでなく、生体内の他の窒素含有化合物(アンモニア、ヒドロキシアミンなど)が酸化されて硝酸、亜硝酸塩が生成されることなどから、食物由来の硝酸塩のうちどのくらいの量が亜硝酸塩に転換するのかは、はっきりとしていません。

 →硝酸塩の体内での代謝

 →乳児のメトヘモグロビン血症


 硝酸塩の摂取と発がんについての研究も各国で実施されているところですが、 FAO/WHO合同食品添加物専門家会合(JECFA)は、硝酸塩の摂取と発がんリスクとの間に関連があるという証拠にはならないと言っています


 絶対に危険かどうかは確証できないとしても、危険な可能性が高い物質であることは間違いない。

 ベーコンやハムは毎朝朝食でとか、毎日夜に晩酌でちょっととか、という人はなるべく避けるように。

 少々値段はしますが、亜硝酸ナトリウム(Na)が入っていない物が売られています。知ってる限りでは、西宮のガーデンズと阪急梅田かな。


 3.酸化防止剤 

 その名の通り食品の酸化を防ぐ目的で使われる添加物です。食品は酸素に触れると酸化し品質の劣化が起きます。それを防ぐために酸化防止剤を使用する。

 酸化防止剤には「水溶性」と「脂溶性」と大きく2つに分けられます。これは添加物自体が「水に溶けやすい」か「油に溶けやすい」かの違いで食品や素材により使い分けされます。


 L-アスコルビン酸(ビタミンC、V.C)(一番よく見る表記だと思います)

  使用食品:果実加工品、漬物、缶詰、パン、そう菜など

  過剰に摂取すると嘔吐や下痢の症状がみられる場合も。


 ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)

 使用食品:油脂、バター、魚介乾製品、魚介冷凍品、魚介塩蔵品など

 発がん性物質が含まれているといわれています


 エリソルビン酸

 使用食品:果実加工品、魚介加工品、農産物缶詰、漬物

 現在は、ビタミンCにかわり、ほとんど使われなくなりました。この食品添加物の不安点は、突然変異や染色体異常を起こす


 亜硫酸ナトリウム (亜硫酸ソーダ)

 使用食品:ワイン、ドライフルーツ、天然濃縮果汁

 変異原性、アレルギー性の報告あり。

 胃の弱い方は食べてすぐに胃痛が起こる場合がある


 カテキン お茶の成分として知られており、上記の中では群を超えて安全。そもそもお茶を飲んだら摂取でき、合成物ではないので商品に表記されているなら上の表記物より優先に購入すべき。主おすすめ 人体に無害

 使用食品:水産加工品、食肉加工品、菓子、油脂、清涼飲料水


 ほとんどの食品に含まれており、どう考えても過剰摂取になりうる可能性がある。

 毎日だるい、朝の目覚めが悪いという方は二三日加工食品を食べるのを控えると体が少し楽になりますよ(主体験)


 安息香酸ナトリウムNa

 安息香酸ナトリウムは食品添加物の中でも危険な物質と言えます。

 安息香酸ナトリウムとビタミンCが結合すると危険物質であるベンゼンが生成されます。


 ベンゼンの急性中毒症状として嘔吐や頭痛、運動失調など重症になると意識障害や死亡に至る場合もあり、発ガン性や白血病のリスクを高め、体内に入ると外になかなか排泄されないという特徴があります。2006年にイギリスの清涼飲料水に安息香酸ナトリウムと酸化防止剤としてビタミンCが使用されており、この2つが化学反応を起こしベンゼンが生成されていました。


 現在日本では、ベンゼン含有の安全ラインが定められているため流通はしていませんが、安息香酸ナトリウムが保存料で使用されている清涼飲料水とビタミンCを一緒に摂取した際、体内でベンゼンが発生しないとは言えません


 動物実験より


 モルモットの餌に安息香酸ナトリウムをそれぞれ2%~5%の比率で加え約1ヶ月与えた。


 5%では

 実験中に尿失禁、痙攣などの過敏な反応を起こしてすべてのモルモットが死亡。


 2%では

 体重が減り、あきらかなる食欲低下が起こった。


 次に犬に対する実験では、

 安息香酸ナトリウムを体重1kgに対して1g以上混ぜ250日間与えたところ

 運動失調、癲癇、痙攣など発症し、同じく死亡した。


 これらからわかるようにかなりの強い毒性を持つのか感覚的にわかると思う


 この安息香酸ナトリウムNaが含まれているのは主にジュース類、炭酸が多いかな


 栄養ドリンク(栄養はあるが体に有害って本末転倒なんじゃ(笑))

 炭酸ジュース。サイダーやドクペなど


 リン酸塩。「pH調整剤」として表記されているのがほとんどなので。pH調整剤についても触れおくことにする


 理由としてはリン酸塩の使用用途は主に


 結着剤

 乳化剤

 酸味料

 ph調整剤

 となります


 これらの4つは、食品の原材料名表記には用途のみを記載するおり、リン酸塩は多くの加工食品に使われているが、具体的に使用した添加物名を記載する義務がないので消費者はリン酸塩が使われているか非常にわかりにくいのです。

 元々体内にも多く存在し、ミネラルの中でカルシウムの次に多いのがリン酸です。骨や歯を形成する重要な物質で、そのほとんどがカルシウムと結合状態にあります。

 通常ですと不足することはほとんどないのですが、リン酸はあまりに多くの加工食品に使われているので過剰摂取気味かもしれません。


 含まれている食品

 ソーセージ、ハムなど、加工食肉

 ・魚介類の缶詰など、水産加工品

 ・インスタント麺類

 ・プリン、プロセスチーズなどの乳製品

 ・炭酸飲料水、清涼飲料水

 ・コンビニおでん等、店頭でバラ売りしている練り製品


 まずは種類、

 オルトリン酸塩 リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸三カルシウムなど。

 別名、正リン酸塩 肉や魚などのタンパク質に含まれるリン酸もオルトリン酸塩


 重合リン酸塩

 ピロリン酸、ポリリン酸、メタリン酸などにナトリウムおよびカリウムが結合したリン酸です。別名、縮合リン酸塩


 摂取過多だとどのような悪影響を及ぼすか


 骨粗しょう症や成長期の発育阻害の原因


 まずリン酸の過剰摂取は骨粗しょう症の原因といわれています。その理由はカルシウムの吸収を妨げたり骨中のカルシウムを排出。さらに血液中のカルシウム濃度を下げたり、骨代謝が低下したりします。成長期の子供の発育を阻害する要因にもなります。


 これはオルトリン酸塩で起きると言われています。

 つまりオルトリン酸はカルシウムとのバランスを崩します

 リン酸とカルシウムは骨の代謝に密接に関わり、その比率は1:1~1:2が理想とされます。

 通常の食事ではこれを超すことはほとんどないが、加工食品から摂取したときにバランスを崩しやすい。このため子供には要注意してご飯を作りましょう


 腎臓疾患

 特にポリリン酸カリウムが腎臓中のリン酸濃度とカルシウム濃度を上げ、腎臓の石灰化や結石を起こすことが分かっています。

 これをマグネシウムを摂ると抑制できるそうです。


 ミネラル排出

 重合リン酸塩は体内に吸収されず排出されます。その際、体内のミネラルと結合して排出されるので、吸収されるはずのミネラルが摂取できなくなります

 老化を早め寿命が縮むと言われる方もいます


 とくに頻繁にコンビニを利用しているサラリーマンの方や学生の方は要注意。

 特に学生は背が伸びなくなるので買いすぎ飲み過ぎ注意

 サラリーマンの方は体調不良を引き起こしやすくなるので絶対にやめましょう。買うならお茶に、お弁当やおにぎり等は少し早めに起きて家で作りましょう。


 pH調整剤について、


 主もよく目にするもので、安い商品にはテンプレか、と思わせるほど入っている

 とりあえず、買わないようにはしている。


 そもそもpH調整剤という表記は特定の物質を指すものではなく、

 リン酸

 クエン酸

 酢酸ナトリウム

 炭酸水素ナトリウム

 グルコン酸

 グルコノデルタラクトン

 アジピン酸

 コハク酸

 酒石酸

 炭酸カリウム

 二酸化炭素

 乳酸

 乳酸ナトリウム

 ピロリン酸二ナトリウム

 氷酢酸

 フマル酸

 リンゴ酸

 などを一括表示したものである。


 pH調整剤の中で一番危険なのはリン酸です。(コンビニ商品がどれだけ体に悪いか考えたくもありません(笑))

 かといって全部が全部悪いわけではありませんが、こんな一括表示されては消費者はまったくと言っていいほどわかりません。

 特に知識があればあるほど・・・・・・。

 pH調整剤はそこまで悪く書かれていませんでした。悪者はこの調整剤に含まれている成分とのこと。ま、一括しているので結局pH調整剤≒体に悪いとなっています。

 だったら一括表示やめろって話ですが(笑)

 やめてくれたらコンビニの売上上がると思いますが、業者が嫌がるから無理な話かな

 

 あとは、目薬にも防腐剤が入ってるとのこと、使わないから分からなかった。

  塩化ベンザルコニウム、パラベン。沢山の添加物が入っていて防腐剤の変わりをしているとか。


 一番いいのが医者処方だそうです。


 個人的には、(目薬に防腐剤が使用されているからという理由で色々調べました.

メグスリノキの成分でできた目薬、中々ありませんが調べてみるのも面白そうです。

 知り合いにEyE LOVE(アイラブ)とかいう商品がメグスリノキを使用したかなりいい目薬あるぞって教えてくれましたが、私は使わないので(笑) 

 お茶とかありますが、味が好みかどうかで長期飲めるかどうかという感じかな。


 脱線しましたが、とりあえず、コンビニで買う場合はほとんど物が体に悪いということを留意しておくこと。スーパーでも同じことが言えますので、コンビニで購入可能な物のほとんど全部体に悪いと思っておく(水やお茶とかは別)

 学生さんが夜食と称してカップメンやコーラを飲む場合、親御さんは早めにおにぎりやお茶を準備しておきましょう。若いからといって毎晩食べ続けていたら将来、体を壊すことは目に見えていますので、そのことを考えれば夜食用意程度の手間はかけましょう。

 サラリーマンの方は家で作りましょう。早くて安いし手軽だからといって買うのはやめましょう。特に30代後半以降は意識しないと医者通いになる可能性が非常に高いことを念頭に置きましょう。


 次は何にしようか・・・・・・。





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