第454話 昔の作品が割と読まれちゃったりすると、成長って何かね? と感じてしまう

 私達は日々執筆をしております。去年より今年、昨日より今日、日々成長し、研鑽を極め、最新作こそが自作最高であると信じています。

 なので、旧作が何かの拍子に発掘され、それが高評価を得てしまうと複雑な気持ちになるんです。最近公開した新作が全然評価されていないとなるとなおさら。


 その旧作は今の自分が見ると稚拙で、作法も全然なっていなくて、改稿したい気持ちで一杯になる出来なのです。

 昔の自作は稚拙だったから読まれなかったと自分を納得させたいのに、単に読まれる機会がなかっただけだったみたいな雰囲気は正直キツイですね。


 旧作の方が面白い、読み手側に回るとそう言う場合があるのも分かるんです。ただ、自作もそうなのかなと思うと、今の自分を否定されたみたいな気持ちにもなります。難しいものですね、いやはや……(遠い目)。

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