第431話 内容がないから読めると言うのもある

 エッセイとか、普通は何か内容の濃い作品を読んだりするものですけど、そう言う作品ばかり読んでいると頭の許容量を超えてしんどくなってきますよね。他にも日常生活の方でストレスを溜めまくってしまうと、情報量の多い作品が全然読めなくなってしまいます。脳が記憶を拒否しちゃうんですよね。

 そう言う事ってありません? 私だけ?


 そんな時に中身のない話は助かるんです。雑談感覚ですよね。今日こんな事があったんだ。楽しかったよ。みたいな。些細な内容だから覚える必要もないし、考える必要もない。中身はないんだけど、何だかほっこりしてそれが癒しになったり。

 心がしんどくなった時にこそ中身のない作品って有り難いんだなって。


 日常系な作品やストレスフリーな作品が人気なのも世相を反映しているのかもですね。皆さんお疲れ様ですよー。

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