第420話 一度季節感を出すとついそれに引きずられる

 みなさんは長編作品を書く時、作品に季節感を出していますか? ネタのない時に季節イベントはいい発想のきっかけになってくれますよね。

 お正月、雪、花見、GW 、梅雨、夏、花火、お祭り、海、秋の味覚、ハロウィン、クリスマス……。私も季節イベントは積極的に作品内に取り込む方です。


 この弊害が、一度出すとその作品内の時間の流れに引きずられると言うもの。今まで季節感を全く出していなかったのに、夏のイベントを出したせいでその後も秋、冬の季節イベントの描写の必然性が発生したり、夏のイベントの後に春のイベントを発生させるとかの時間の流れに逆らう事は出来なくなったり(こっちは描写次第で何とかなるかもですが)。


 一度季節感を出すと途中でその季節感を消すのはとても難しいです。気をつけなくてはいけませんね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る