第419話 説教臭いのは直接書かれると白ける
作品を読んでいるとたまにあるんですよね、テーマを直接書いてしまうやつ。それがセリフだったり地の文だったりパターンは様々ですけど、主張をそのまま文章にされると現実に引き戻されちゃいます。物語を楽しんでいたのに。私もそう言う話を書いちゃっているかも知れませんけど(汗)。
やっぱり物語は物語として最後まで楽しみたいんですよね。だからテーマ的なのは読み終わって自分で気付く感じがいいと思うんです。上手い人の作品はそう言う表現が巧みなんですよね。深いテーマでも全然説教臭くない。最後まで物語を楽しませてくれる。私もそこを目指しています。そもそも深いテーマの話はあんまり書いてないですが(汗)。
小説もまたエンターティメントなんだと言う事は常に意識したいものですね。読者を楽しませてこそナンボなんですよっ!
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