第204話 むっちゃ詳しく調べたところで読者は余り気にしていない

 創作活動をしていると、色々リアリティを出すために取材したり資料を調べたりするじゃないですか。完全に全てオリジナル設定って人もあまりいないと思います。

 それでめっちゃ苦労して詳しく調べて、関係者の方も納得の描写が出来たとします。そうすれば確かに作品がリアルに感じられますし、説得力も増す事でしょう。


 けれど読者側にしてみれば、殆どの場合、おおーすごいなーって感心するくらいで読み進めてしまうのではないかと思います。教科書じゃないんで、それでいいとは思うのですけど。エンターティメントですしね。

 ただ、読み飛ばされるだろうからっていい加減な描写をすると、それはそれで何とか警察がすぐに噛み付いてきそうなんですよね。いや、その展開はおかしい、とか。それはそう言う挙動はしない、とか(汗)。


 作品をどこまでリアルに描写するか、さじ加減って難しいですね。私はかなりいい加減で適当ですけど。あ、だから読まれないのか(汗)。

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