第172話 どうでもいいところばかり詳しく描写して一番の見せ場をあっさりと済ませてしまう

 創作物はどの描写に力を入れるか計算して作らねばなりません。でなければピンチにハラハラする事なく、どんでん返しにびっくりする事なく、クライマックスにすかっとする事もなく、ハッピーエンドに幸福感に満たされる事もないでしょう。適切なシーンに適切な演出、これは鉄則です。


 ですが、底辺ワナビはそれがちゃんと出来ません。ついつい得意分野の描写に本腰を入れてしまって、肝心の物語の重要シーンの描写が疎かになってしまうのです。うーん本末転倒。


 得意分野を濃く描写したならクライマックスも同じだけ濃く描写すればいいんですけどね。そこはそれ、まず描写力が足りないので描ききれないんですよ(汗)。

 かと言って得意分野のシーンをカットするのは好きな事柄だけに心が傷んでしまってどうしても踏み切れません。全くもって修行が足りませんね。精進あるのみです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る