第161話 自分の性格に合わない表現は身につかない気がする

 物語って色んなキャラが登場するものじゃないですか。色んな性格のキャラがその性格の通りに行動して物語に躍動感が生まれるんですよね。時にぶつかったり、時に協力したりして、ピンチになったり奇跡が起こったりする訳です。物語だから起こせるダイナミックな展開も個性豊かなキャラが活躍してこそですよね。


 ええ、それは分かっているんです。様々な個性のキャラを登場させた方がいいって言うのは。私もそう言う物語に触れて育ってきましたし。


 ただね、私ってほら、陰キャじゃないですか。自分の性格に合わないキャラはうまく描写出来ないんですよね。アウトドアとか体育会系とか熱血とか情に厚いとか……素の自分にはないそう言うアクテイブなキャラは、それっぽいもどきキャラを描写するので精一杯です。


 きっとリアルに生き生きと描写出来ているキャラってその人の本質を表しているんでしょうね。怠け者キャラの描写なら私、大得意ですもん!

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