第120話 何故受けているのか分からない作品がある
作者は自分の書いた物語に絶対の自信を持っているものです。それでも読者の反応を予想して心の準備をしたりしているものですよね。
これはマニアックだから受けないだろうなーとか、これは最近の流行に乗ってるしヒット間違いなしだ! とか。創作者はたとえ受けないと分かっていても、それを書きたいと思ったならその情熱には逆らえないんだ!
で、そう言う受けを全く意識しないで、受けなくてもいいや~的な作品を公開して自己満足に浸っていると、そう言う作品に限って何故か受けたりして。
ただの気晴らしだったり、酔った勢いで書いた作品にこの傾向が強い気がします。いわゆる嬉しい誤算ってヤツですネ。
これを作者の読みが甘いと見るか、何かの間違いかと見るか。判断は難しいですねえ。個人的には何かの間違いだと思ってしまいたくはなりますが(汗)。
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