第83話 主人公達の標準異能力を上手く生かせない

 物語で主人公が普通でない力を持っている事はよくありますよね。少年誌の物語の主人公は大抵その力で世界を救っています。アメコミも基本そう言う話ですし、元を辿れば神話に行き着くのでしょう。人がヒーローを求めるのは原初的な欲求、憧れなのかも知れません。


 んで、私もそう言う物語はよく思いつくのです。思いつくのですが、何故かうまく使いこなせていません。そう言う能力が活躍すると言う視点で物語を構築するべきなんでしょうね。

 私の場合、まずは日常の出来事があって、そこで必要なら能力を使うと言う流れにしてしまいがちなんです。書いているとつい登場人物が能力持ちだった事を忘れていたりします。

 やっぱりバトルモノじゃないとそうなってしまうのかな。


 拙作の神様のリンゴとか能力展開ほぼなしですわ。主人公の動物と話す能力全然活用出来ていないっス。難しいものですね。

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