記憶
福蘭縁寿
記憶
知らなかった君の声
それを知るのは誰かの隣
知らなかった君の笑顔
それを知るのは同じ空間
知らなかった君の優しさ
それを知るのは私の近く
知らなかった君のぬくもり
それを知るのは私の隣
知らなかった君のこと
どんどん近くで知っていく
知らなかった楽しさを
君のおかげで知っていく
私の知らない色んなこと
君に出会って知っていく
知っていった多くのこと
決して忘れたりしない
何かがあったある日のこと
君は何処かに行っちゃって
会えない日々が過ぎていく
君は近くにいなくても
ぬくもり優しさ忘れない
笑顔も全て覚えている
何かがあったある日のこと
君は此処に戻ってきて
いつまでもいたいと思っても
それは出来ないと知った
たまには会えると分かっても
会えない日には恋しくなって
笑顔ぬくもり思い出す
もう会えないと分かっても
毎日毎日恋しくなって
笑顔ぬくもり思い出す
長い間何をして
何を考えてるか想像して
君の笑顔を思い出し
君のぬくもり思い出し
君の言葉を思い出す
そして私は気がついた
大事な君の声を忘れた
記憶 福蘭縁寿 @kaname54
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます