第133話 神倉へ

 車は神倉へ向かって疾走していた。

 運転しているのは、冨田刑事だ。


「リオさん? どういう事ですか。

 次に狙われるのが、妹さんって……」


 助手席のリオは先ほどからスマホで連絡を取っていたが拒否されていた。

「ッチ、ミオ❗❗」

 舌打ちをした。

「悪いけど、スマホ貸して!

 私のは着信拒否ちゃくきょされてるわ」

「え、妹さんにですか」

 信号で停車した時にスマホを渡した。



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