第132話 

「次に狙われる人がかりました」

「え、誰なんですか」

 冨田刑事が訊いた。

「イスルギ ミオです!!」


「え?」校長らは唖然としていた。

 聴いた事のない名前だ。

        

「イスルギ……って?」

 冨田が眉をひそませた。


「私の実の妹です!!」

 リオが沈痛な面持ちで応えた。


「妹さん……!?」

 会議室にいた一同が声を張り上げた。



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