第131話

 リオの詰問に校長らは、

「う~ン」と唸るばかりだ。


「ちょっ、リオさん、」

 冨田刑事が堪らずに割って入った。

「あの事故って、何の事ですか。

「よろしいンですか。私の

口から申し上げても・・・・?」

「はぁ・・・、」

 また校長らは、額の汗を拭った


「わかりました。」

 それを見て、リオは、スッと

立ち上がった。

 校長は、「えっ?」と声を

上げ、仰ぎ見た。


「次の標的(ターゲット)が・・

・・!!」

「ターゲット!?」

 一同が聞き返した。

 外から子供たちのはしゃぐ声が

響いてきた。

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