第130話

「ええ、まぁ、なにぶん古い事で……」

 教頭たちは顔色を変えた。


「隠したトコで、じきにネットに流れるンじゃないですか」

 さらに、リオが問いかけた。


「はぁ……、ですが」

 校長らは、どうしても隠したいようだ。


「あの時の生徒や親御さんたちは、ご存知なんでしょう」

「はぁ……、何の事でしょうか」

 教頭も誤魔化すのに四苦八苦だ。

 額に滲む汗をハンカチで拭った。


「あの事故が原因じゃないかって事ですよ」

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