第23話 悪い子には、お仕置きを
「うっわ~、何をするんだ~ーー?」
公平は上半身だけ外に出された。
「キャ~、な、何なのアンタ、お巡りじゃね~の!!」
公平を助けようと車内へ引っ張ったが、警官は無言で警棒を振り上げた。
「ひっいっぃぃぃ~ーーー!!」
公平は首を捻り、暴れて悲鳴をあげた。だが、ウインドーに挟まれた格好で身動きが取れない。
警官の目が狂気の光を帯びた。
《悪い子には、お仕置きをしないとな❗❗❗》
機械で音声を変えていた。やけに甲高い声だ。
偽警官は、そう言うと思いっきり公平の後頭部を殴打した。
「っぐっがァ~ー~~ー」
公平の断末魔の絶叫が
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます