第20話 も~、最低ェ~

「え~? マジ~そんな都市伝説あンの~」

 公平に抱きついた。

 柔らかな胸が公平の腕で形を変えていった。


「フフン、ま、今、オレが作ったンだけどねェ……😉✨✨💕」

 肩をすくめ悪戯っ子のように笑った。


「も~、最低ェ~……😒💦💦」

 BMWは海岸線を疾走していった。片側は、崖になってガードレールの下は相模湾が広がっていた。

 時間は既に夜中の2時を回っていた。


 行き交う車は、ほとんどない。

 時折り、長距離トラックが通り過ぎるだけだ。

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