第3話 男のドア
なんだ男のドアって。公園の片隅の建物にあるドアにそう書いてあった。オレも男だし、気にはなったんでドアを開けてみた。
するとそこではおっさんがズボンを降ろしてクソをしてた。出してるブツも立派そうだがぶら下げてるブツも立派だ。スネ毛もすごい。オレはなんでおっさんの描写を丁寧にやっているんだ。姉ちゃんが書いてる趣味の悪ぃBL小説じゃあるまいし。オレは口をあんぐりと開けているおっさんに頭を下げてドアを丁寧に閉めた。
なるほど男のドアだった。公衆便所のドアに書かれた落書きとしては上出来だ。
お題:男のドア
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